植物の葉や茎、実などに含まれる、苦味や渋味、色素の成分となっている化合物の総称で、自然界に5000種類以上存在していると言われる栄養素です。
ポリフェノールの種類によって効果が違いますが、すべてのポリフェノールが抗酸化作用を持つため、生活習慣にかかわる病気の予防に効果的であると言われています。
名称の由来はポリという沢山のという意味とフェノール性ヒドロキシ基という意味です。
ポリフェノールと共にプロアントシアニジンやビタミンEの栄養素は抗酸化物質として親しまれており、身体に必要で良い油でもある必須脂肪酸で知られるリノール酸やオレイン酸も含むことから相乗効果が期待されます。
ポリフェノールが一躍世界で知られるようになった裏には今では良く知られる「フレンチ・パラドックス」のおかげとも言われます。
フレンチ料理はバターをはじめとする動物性脂肪で血管にも影響を与える飽和脂肪酸が多く含まれる割に動脈硬化や心血管疾病が統計上少ないのは抗酸化物質であるポリフェノールを豊富に含む赤ワインを多く飲むことと関連していることが理由とされポリフェノールの人気がきっかけとなり、広がったのではといわれます。(⇒説明の続き)
ポリフェノールは植物の成分の総称で、代表的なものはブルーベリーなどに含まれるアントシアニンやぶどう種子エキスなどに含まれるレスベラトロール、豆類に含まれるイソフラボンやリグナン、緑茶に含まれるタンニンや他にもヘスペリジン、クルクミンなどがあります。ポリフェノールはほぼ全ての植物に含まれています。
ポリフェノールは種類により様々な効果がありますので、健康や美容を維持したい方なら誰にでもおすすめできます。
近年ポリフェノールを含む食品は人気傾向にあります。人気の理由の1つとしてアメリカでは抗酸化力を示す数値であるOrac:オラック値が食品パッケージに表示される事例が増えていることの影響が考えられます。アメリカでは皮肉にもフレンチパラドックスならぬアメリカン・パラドックスといわれる言葉が生まれました。アメリカの食事には動物性の脂が多く摂取する程にメタボだけではなく、多くの関連する病気に発展することから名づけられました。
高まる医療費の高騰に歯止めをかけるべく考えられた案の1つとしてポリフェノールやアントシアニン、カテキンをはじめとする抗酸化力の高い成分を多く含むことを食品の包装に表示させることで抗酸化栄養素の摂取を促し、予防につなげたい考えです。またポリフェノール等の抗酸化物質は健康分野における人気にとどまらずに美容やエイジングケアでもおすすめされる人気成分であることからも、今後も引き続きポリフェノールを含む食品の人気は益々高まることが予想されます。
ポリフェノールを含むサプリメントは1979年に設立されたサプリメント専門で多くの実績を持つアレルギーリサーチグループより新鮮かつ信頼のポリフェノール入りサプリメントを直送にて配達いたします。
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