アールグレイの香料で知られる柑橘類
ベルガモットはレモンやダイダイと似た柑橘類の一種です。
夏になると良い香りのする白い花を咲かせます。表面に少し凹凸のある果実は、熟すにつれて緑色から橙色へと変化します。
ベルガモットの果実は、非常に苦味が強いため、通常生や果汁を飲食することはありませんが、香りを生かして主に香料として使用されます。
香水などのほか、紅茶のアールグレイなど、ベルガモットで着香した飲料として利用されることもあります。
(⇒説明の続き)
ベルガモットは、ほかの柑橘類にくらべてかなり強い苦みを持つと言われています。
これは、フラボノイドの含有量が多いためです。
フラボノイドは、植物の葉、茎、幹などに含まれている成分です。 この成分は、紫外線による活性酸素から身を守る作用や抗菌・殺菌作用など、多くの自己防衛機能のために役立つ成分として注目されています。
ベルガモットの名前の由来は、トルコ語で「梨の王」を意味するという説と、イタリアのベルガモまたやはスペインのベルガという、産地にちなんでつけられたとされる
説もあります。
あのクリストファー・コロンブスがベルガモットを発見して、スペインやイタリアに伝えたとする言い伝えもあるそうです。
野菜を食べる機会が少ない、若々しさを大切にしたい、気分がふさぎ込みがち、ドロドロよりサラサラがいい方などにおすすめです。
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【参考文献】
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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