ヨウ素 Iodine

体内に15mgほどしか存在しない微量のミネラル栄養素

ヨウ素

ヨウ素とは

セレニウム源となるミネラル栄養素のヨウ素は特に原発事故の発生以降に人気栄養素の1つとして脚光を浴びるようになりました。
ヨウ素は体内での新陳代謝や甲状腺ホルモンとの働きが強いことから注目されるようになりましたが、食品としてはマコンブに多く含まれ、次にひじきやワカメのように海に生息するミネラルやビタミンとしてヨウ素は知られています。

食品に多少なりとも含まれることと、さほど多くの摂取が必要ない認識が大きい為に、一般的にはサプリメントで補う場合でも多量に摂取する必要性はない栄養素と言えます。(⇒説明の続き)

■栄養素としてのヨウ素と働き:

私たちの体内にヨウ素(ヨード)は15mgほどしか存在しない微量のミネラル栄養素ではありますが、必須な栄養素としてヨウ素は数えられており、体内におけるヨウ素のおよそ80%程度が甲状腺の中で交感神経と深く働く甲状腺ホルモンの原料として蓄えられています。

■ヨウ素と甲状腺:

仮にヨウ素が体内に欠乏した際には甲状腺が大きくなる甲状腺肥大に発展することがあり、それはT4と呼ばれる甲状腺ホルモンが少なくなることで身体が元の正しい状態に戻すべく刺激ホルモンを出そうと頑張る結果、大きくなります。

■大人と子供のヨウ素摂取量:

ヨウ素は年齢を重ねると共に上限摂取量も高まっていく栄養素の1つとして数えられ、幼児では一日に250mcgのヨウ素摂取で良いとされるところを20歳を過ぎると2200mcg程度のヨウ素摂取量が必要になってくるとも説かれています。

■ミネラル不足?:

日本では先人から長きにわたり海藻類を食してきました。その関係上、世界でも最も海藻類からのヨウ素を摂り入れている民族と言えますので、一般的には食事からのヨウ素不足については指摘されることはあまりないと言われることから、引き続き和食を中心とした食事ではヨウ素不足の心配はなさそうです。逆に海藻類を食べる文化がないような国ではヨードやヨウ素を卵や塩をはじめとする食品に添加したり、サプリメントを利用することで不足を補われています。

■ヨウ素を多く含む食品:

100g中に昆布1.7mg、乾燥わかめ100mcg、タラ350mcg、のり70mcg前後と計算されており、一般的には一日に150mcg程度のヨウ素を補っておけば最低量は満たされていると考えられています。

■ヨウ素入りサプリメントの発送:

ヨウ素を含んだサプリメントは1979年にサンフランシスコ郊外にて設立されたアレルギーリサーチグループより、新鮮かつ確かな本物のサプリメントを直送にて配達いたしております。

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