ナイアシンの名称で良く呼ばれるビタミンB3ですが、一般的にはあまりビタミンB3の名前では呼ばれないようです。
ビタミン類の中でも日本人に不足しやすいといわれているビタミンB群に属しているビタミンB3ですが、身体の中でアミノ酸やタンパク質のエネルギー、脂質、糖質などの代謝には欠かせない大切な栄養素です。
ナイアシンは、ビタミンB3と呼ばれる他にも、ニコチン酸とニコチンアミドの成分の総称のことをナイアシンと呼んでいます。(⇒説明の続き)
ナイアシンは動物性食品に豊富に含まれています。
特に魚ではカツオやサバ、カジキやまぐろに含まれることで知られています。
魚介類以外の他の動物性食品としては、豚や牛、鶏肉にも含まれ、レバーや卵、牛乳に含まれます。
そのために普段の食生活の中で動物性食品の摂取量が少なかったり、食べないベジタリアンで知られる菜食主義の方々にとってはビタミンB3のナイアシンは不足しやすい栄養素の1つとして数えられているようです。
ビタミンB3が不足してくると食欲が出にくい状態になってきたり、口の中が赤く腫れる口内炎、皮膚が赤く腫れる湿疹、筋肉の動きが鈍くなったりすることが確認されています。
動物性の食品を食べない場合は特にナイアシンの不足に注意が必要といわれています。
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