水溶性の天然ビタミンEの一種、d-アルファ-トコフェロール-コハク酸。
体内での循環や代謝に深く関わる成分
コハク酸は水溶性の天然ビタミンEの一種で、体内でのエネルギー代謝(クエン酸回路)に深く関わる成分です。
細胞の活性化や、循環の促進などと密接に関係します。
またコハク酸は、セルロースなどと組み合わせることで化粧水としても役立っています。
コハク酸には、収れん効果があり、引き締めや潤いにかかわる働きが報告されています。
エネルギー代謝に関わるということは、脂質の分解との関りが深いという意味も含まれます。
コハク酸の成分が持つ働きの中には、サラリと流れを保つための役割も含まれます。
コハク酸はこのように、体全体のエネルギー代謝にかかわってくるため、燃焼や回復などのサポートとしても期待されています。(⇒説明の続き)
アレルギー型の炎症反応に対処する薬の一種にステロイドがあります。
塗り薬や飲み薬としての投与が一般的ではありますが、このステロイドを静脈注射で投与する治療に、コハク酸が使われています。
ステロイドは通常は水に溶けにくい性質を持っていますが、コハク酸を側鎖に持つ構造式の「コハク酸エステル型」を用いることで水溶性となり、静脈注射用のステロイドをつくることができます。
コハク酸は有機酸の一種で、あさりやホタテなどの貝類の旨みの成分として知られています。
一般的に、3大旨み成分として、昆布の旨みのグルタミン酸(アミノ酸)、鰹節の旨みのイノシン酸(核酸)、貝の旨みのコハク酸(有機酸)があります。
有機酸には、乳酸やリンゴ酸など多数の種類があり、酸味であったり果実のような香りを持っています。
この特徴を用いて、コハク酸は清酒や味噌、醤油などの味を調整するため、コハク酸ナトリウムという形で食品添加物として使用されています。
大変強い旨みを持っているため、通常は少量の添加で十分に効果を発揮します。
コハク酸などの有機酸には、殺菌作用があるとされています。その効果で食品や化粧品のpH調整剤として使われます。
貝のシジミを料理する際は、真水でも砂抜きは出来ますが、塩分を入れた水で砂抜きをすると、うまみ味成分のコハク酸が増加するそうです。
逆に、真水で砂抜きを行うと、うま味成分が減少してしまうそうです。シジミを料理するときは、覚えておくと味の面でも栄養素の面でも役に立ちそうですね。
最近疲れがなかなか取れないとお感じの方。ハリや潤いを大切にしたい方。巡りをよくしてコリから解放されたい方。ドロドロよりはサラサラがいい方。いつも若々しくサビないカラダでいたい方などに特におすすめです。
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