腸内にまで届く新鮮な初乳たんぱく質のコロストラムとひまわり抽出レシチンのリン脂質。
血漿中で最も量が多いタンパク質です
血清アルブミンとは、血漿中で最も量が多いタンパク質です。肝臓で合成され、腎臓で濾過されます。
(血漿とは、血液中から赤血球,白血球,血小板 を除いた液体成分のことをいいます。)
*たんぱく質は体内で消化されて「アミノ酸」に分解されます。
血清アルブミンは、身体の中で色々な重要な働きを持っています。
血清アルブミンの最も大事な働きは、血管内に水を保持することです。
私たちの血管中の血液量や体内での水分の量を調整する重要な働き をしています。
この働きを、「血液の浸透圧の維持」と言います。
血液中の血清アルブミンが低下すると、血管内の血液の量が少なくなったり、お腹や肺などに水が溜まったりします。
また、血清アルブミンは脂肪酸や薬物、ホルモンなど様々な物質と結合して、必要な部位にこれらを運搬する働きもしています。
血清アルブミンは、アミノ酸を原料として成人の場合一日に6g~12g作られ、血液中に入ります。
また血清アルブミンは、体重1kgあたり4~5gがわたしたちの体内に備蓄されています。
体重60kgの人では、約240~300gの血清アルブミンが体内に存在することになります。
その約40%が血管内に、残り60%が血管外にあり、血管内と血管外の血清アルブミンはお互いに交換しながらバランスを保っています。
そして14~18日間体内で働いた後、分解されます。(⇒説明の続き)
血液検査などでは、Albの値を確認することができます。
血清アルブミン値の基準値は、3.5~5.3ですが、低下の場合、次のような症状が疑われます。
・合成の低下(肝障害、炎症性の疾患)
・体外への漏出(蛋白尿、下痢、重症の火傷、ネフローゼ症候群、吸収不良症候群)
・代謝亢進(甲状腺機能亢進症、炎症性の疾患)
・栄養不良(低栄養、消化吸収障害)
なお、血清アルブミンの低下が強いと、血液の浸透圧が保てなくなるため、むくみが発生します。
強いむくみがある場合には、血清アルブミンの検査の必要があります。
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