ギリシャやトルコ等に自生するマスティックと呼ばれるウルシ科のピスタチオ似た樹木の樹液を加工したものです。
ヨーロッパでは大きく3つの役割に先人から伝承されているようです。
キリキリ感やピロリの働きを弱めることと、テレビ等でもご存じの口臭や虫歯予防といった目的でこのガムを噛んでいたと言われています。
古代エジプトではキフィと呼ばれるお香の素材としても使われていました。(⇒説明の続き)
マスティック(又はマスティハ)の木の幹に傷をつけておくと、金色の樹脂が滴ってきます。
5000年前のエジプトで歯のケアに使われていた記録が残っていたり、またギリシアを中心に、マスティックガムはキリストの涙と言われるほどに貴重かつ信頼の大きさをうかがわせます。
現代の研究により、マスティックの木には歯に有用な天然成分が19種類程度入っていると報告されています。
マスティックの木によるマウスケアやブレスケアについては、WHO(世界保健機関)でも推奨されているものです。
マスティックの語源についてもエジプトやギリシャ、地中海沿岸地域で古くはコロンブスがマスティックが持つ抗バクテリアの働きについて熱心に研究をするあまり、輸入制限を設ける程になった時期があったという説もあるようです。また大変な希少価値があったこともあり、硬貨ほどの値を付け貿易に携わる商人にとっても大切な存在だったことがうかがえます。
ヘリコバクター・ピロリについてのマスティックガムによる有用性がイギリスで発行される世界的に知られる医学誌であるニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン誌の中に、複数の医療関係者の研究報告について掲載されています。研究では1日1gのマスティックガムをもちいた論文が報告されています。
マスィックガムはどこでも生息しているというわけではなく、ヨーロッパのキオス島での収穫に限られることから、生産者の団体であるキオスマスティック連盟によって品質管理と保護が行われている貴重な成分です。
ピロリが多すぎると感じる方、胃腸が弱いと思っている方、食後のキリキリやムカムカ、口臭が気になる方、身体のだるさを感じる方におすすめです。
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