フミン酸 Humic Acid

フミン酸のサプリメント

フミン酸とは?

地球上に存在する木々などの緑。
この緑を豊かにしてくれているのが、土壌です。
土壌では、植物が育ち、やがて枯れ葉などが積み重なります。それを、土の中の微生物が分解するのです。
これにより、土の粒や枯れた植物などが混ざり、耕されて腐植土層とよばれる土壌が作られます。
腐植土層では、細かい無数の微生物が、枯れ葉や虫の死骸などをどんどん分解していきます。
長い年月をかけて分解、蓄積された腐植土壌は、腐植・分解を促進させる力を持つ、生きている土と呼べるのです。
腐植土層で、枯れ葉などのうち分解しきれなかった有機物が、微生物などの影響を受けて変化したものをフミン物質といいます。

フミン物質は植物を豊かに育てる力があるとされ、近年では土壌学をはじめ、さまざまな分野の専門家たちがその研究に力を入れています。
一般的には、動植物の遺体などが最終的な形として土壌中に含まれている有機化合物のことをフミン物質(腐植物質)と呼んでいます。
腐植土層の土壌中から、アミノ酸や炭水化物などの有機化合物除いたものがフミン物質ということになります。

フミン物質には、植物などにとって非常に多くの栄養分を持っています。
砂漠に植物が育たないのは、砂の中にはフミン物質がないため です。
フミン酸は、同じく土壌中に存在しており、酸と、アルカリ水溶液を用いて分離することができます。
腐植酸(ふしょくさん)とも呼ばれています。(⇒説明の続き)

フミン酸の効果

■フミン酸の働き:

フミン酸は一般的に、植物に対して使用されることが多くなっています。
植物にとって必要な栄養分をたっぷり含んでおり、また栄養分を効率的に植物に供給できるチカラがあるためです。
フミン酸のはいった肥料を与えると、植物の発芽、発芽が促進されたり、根や枝や葉がよく伸びたりなどの効果が期待できます。

また、家畜に与えることによって、家畜の体重が増加したり、鶏の産卵の数が増えたりなどの効果も期待できます。
人間のからだに対しても、免疫機能の向上、余分なものを輩出してくれる、アレルギー症状を起こりにくくするなどの優れた効果が期待で きるとされています。

■豆知識:

「フミン」という言葉の起源は18世紀の中頃にさかのぼります。このころから、土壌中の有機物についての研究がはじめられました。そのときに用いられた、土壌を意味するラテン語の「フムス(humus)」という言葉が変化して、現代ではフミンと呼ばれているのです。

■こんな方におすすめ:

満腹感が常にある方。余分なものを輩出してクリーンになりたい方。アレルギー体質が気になる方や、予防をしたい方。いつも元気で いたい方。若々しさを保つよう心掛けたい方などにフミン酸はおすすめです。

■健康に関する文献報告:

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