コエンザイムQ10は体内のあらゆる細胞に存在し不足すると生命に関わるほど重要な働きをもつ助酵素、あるいは補酵素で知られ、「ユビキノン」の別称です。
食事の脂肪や糖をエネルギーに変える発電所のような役割であることと、細胞を酸化から守ることが主な役割で、体内でも生成されますが生成量は20代をピークに減少していくため食品などから補うことが必要です。
わたしたちの体内にはもともとコエンザイムQ10が存在しており、年齢と共にその量は減少することで知られます。
ピークの年齢は20歳頃の700mg程度存在しているといわれ、40代で20~30%減り、70~80歳で半分と説かれ、その分エネルギーの生産能力も比例して減るということになります。(⇒説明の続き)
コエンザイムQ10は生物界に広く分布するキノン構造をもつ物質なのでユビキノンを呼ばれることもありますが、体内でも合成されるのでビタミンではありません。
コエンザイムQ10の「10」という数字は構造中のイソプレンという化学構造の繰り返し数を表しています。
また、ミトコンドリア内膜や原核生物の細胞膜に存在する電子伝達体の1つで、電子伝達系で呼吸鎖複合体?と?の電子の仲介を担っています。
1957年: ウィスコンシン大学のクレーン博士らによってウシ心臓細胞ミトコンドリアの中にオレンジ色の物質が発見されました。電子伝達系に関与する補酵素で10個のイソプレン単位からなる側鎖をもつことから、その物質をコエンザイムQ10と命名しました。
1970年: コエンザイムQ10に抗酸化作用があることが証明されました。
1972年: 心臓病を患っている人々にコエンザイムQ10が欠乏していることが明らかになりました。
2001年: 今までは心臓薬としてのみ認可されていたコエンザイムQ10の安全性が証明されてサプリメントとしての販売が承認されるようになりました。
コエンザイムQ10を食事で補いたい場合は、イワシ、サバ、ブロッコリー、落花生を食べると良いとされています。
イワシやサバには補酵素以外にもご存知のように良質な油で身体に必要なDHAやEPAの名前で知られるオメガ3脂肪酸も含まれていることから、特におすすめといえます。
ブロッコリーは免疫力を高める食材でも知られています。
抗酸化ビタミンの別名を持つビタミンEと同様にコエンザイムQ10も抗酸化力が非常に高く、両成分共にスポーツ界では欧米より遅れて日本での人気も増え始めて徐々に知名度が上がりました。
また強いアンチオキシダント栄養素としての抗酸化力が認められ、ビタミンEと共に免疫療法でも推奨されることが増えているようです。
私たちの生命活動で最も基本となるエネルギーがATPです。
ATPを生産するためにはコエンザイムQ10が必須ですが、加齢と共に不足しがちになると言われています。
コエンザイムQ10の一日の摂取の目安はイワシで6匹、牛肉でおよそ1キロも必要になりますので、どうしても食事では摂取しきれないものです。
そのため、サプリメントで補うことが効果的だと言えます。また、コエンザイムQ10はビタミン様物質とも呼ばれています。
ビタミン様物質とは、ビタミンの定義には入らないけれども、ビタミンと同様に私たちの身体の中で働いてくれる物質の総称です。
疲れやすい方や太りやすくなったと感じる方、年齢に負けず若々しくありたい方、美容に。
マラソンや野球などスポーツを楽しんでおられる方、アクティブに活動する方、運動をすると動機や息切れをするなど、加齢を感じる方へおすすめです。
コエンザイムQ10を含むサプリメントは1979年設立のサプリメント専門研究開発のアレルギーリサーチグループより、確かな本物かつ新鮮を直送にて配達致します。
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Fedacko J, et al. Can J Physiol Pharmacol. 2013;2:165-70.、Aboul-Fotouh S. Pharmacol Bio chem Behav. 2013 Jan. 11.、分子生物学辞典 化学同人 よくわかる栄養素の仕組み 秀和システム、コエンザイムQ10の医学 コエンザイムQ10 共にヘルス研究所
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