ヒドラスチス(別名ゴールデンシール)は、キンポウゲ科の多年草で、高さ30cmほどになります。
原産国は北アメリカ東部です。
有効成分はヒドラスチンとベルベリンで、抗菌・防腐作用を持つハーブの一種です。
ヒドラスチスは4月上旬~中旬に芽を出し、茎の先端に1つの花をつけます。
花の大きさは、直径約1.5cm程度です。
果実も直径1.5cmくらいで赤色をしていますが、一般的に食用としての利用はないようです。(⇒説明の続き)
ヒドラスチスは、その根や根茎が黄色いことから、英語でGoldenseal (ゴールデンシール)または、Orange root(オレンジルート)の愛称でも呼ばれてきました。
チェロキー族などのアメリカ先住民の時代には、虫除けや眼痛、消化不良の改善などに使用されていたようですが、現在では数が少なくなり絶滅危惧種に指定されるくらいに大変貴重な存在になってきているようです。
ヒドラスチスは粘膜を保護し、口内や皮膚のびらん・眼の充血・腟の感染などに対する薬効が確認されています。
また、消化不良や下痢の薬としても効果が確認され、研究の結果、ヒドラスチスから分離したベルベリンという成分が下痢を軽減したと報告されています。
ハーブは、主としてヨーロッパで伝統的に用いられてきました。
一般的に、薬草としてや料理、香料、保存料として用いられた植物のことを指します。
おおむね次のような形で利用されています。
・内服薬・外用薬として
・防臭・防腐・防虫
・鎮静または興奮をもたらすため
ヒドラスチスは主に抗菌、防腐作用を持ちますが、同様にぺリラエキス、オレガノエキスなどにも抗菌作用があり、重宝されています。
近年、「メディカルハーブ」という言葉を耳にする機会が増えています。
従来のような良い香りがしてリラックス効果をもたらしてくれるだけではなく、ハーブの中でも特に薬効の強いものがメディカルハーブと呼ばれています。
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