カプリル酸は、食物の成分で、ココナッツや母乳などに含まれます。
飽和脂肪酸と中鎖脂肪酸に含まれる脂肪酸で、通常、弱い腐敗臭を持っています。
カプリル酸は強い抗菌作用を持ち、ヒトの病原性酵母であるカンジダ菌の原因因子を阻害することがわかっています。
このことから、しばしばカンジダ症の治療に用いられます。 カプリル酸は特に、腸に感染したカンジダ菌への対処に有効だそうです。
カンジダ症とは、真菌症の一種で、常在菌であるカンジダが炎症を起こした状態をいいます。
一般的に知られているのは性器カンジタ症(膣カンジダ症)で、主に女性に症状が見られます。
一方、腸内のカンジダ症が増えすぎると、腸内環境が崩れ様々な障害が出る場合があります。
カンジダの過剰増殖は、潰瘍性大腸炎やクローン病、リーキーガット症候群などの重大な疾患を引き起こすことがあります。
カンジダ症は、しつこく繰り返し発症することが多い炎症の一つです。
その治療には薬だけでなく生活習慣や食品の見直しが有効とされています。
・ココナッツオイル
・バター
・近話題となっているMCTオイルにも、中鎖脂肪酸がたっぷり含まれています。
・食生活が乱れているかも ・甘い食べ物が好き ・抗生物質を何度も使用したことがある。
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