伝統的なハーブのチカラで免疫力を強化
免疫力の維持や強化の大切さが語られる機会が増えているように思います。
免疫力を強化する方法は様々ですが、特に伝統的な植物やハーブの力には計り知れないパワーがあります。
特に免疫応答に関連するハーブをご紹介します。
免疫力の強化にもおすすめのハーブ
伝統医学文化では、数千年とまではいかなくても数百年の間、酵母のβグルカン(ベータグルカン)などと一緒にハーブの混合物が使用されてきました。
免疫応答の強化に特にお勧めのハーブをご紹介します。
アルテミシニン(アーテミシニン)やクソニンジンは漢方薬として、2000年も前から伝統的に使用されている植物です。
当時は貴重な植物でしたが、現在では世界中で栽培されています。
アルテミシニンにはフラボノイドとポリフェノールが豊富に含まれています。
また、ビタミンミネラル、酵素、クロロフィル(葉緑素)、食物繊維、鉄分など、栄養分を豊富に含んでいます。
ヨモギ属であるアルテミシニンは、古くから漢方薬として皮膚病やマラリアなどさまざまな病気の治療に用いられてきました。
アルテミシニンは自然な免疫応答もサポートすることで活用されています。
また、潜在的な神経保護効果もあります。
現在では、抗ガンやオートファジーとのかかわりも深いことがわかり研究が進められている注目のハーブの一つです。
・ドクダミ
日本ではドクダミ茶などでも知られるドクダミは、中国や東南アジアの医療の現場でも治療に用いられています。
ドクダミは抗炎症作用、抗菌作用、抗ウイルス作用を有するほか、造血の構成要素としても使用されているようです。
ドクダミには、フラボノイド(ケルセチン、ハイパーイン、ルチン)を含む、相互作用する健康をサポートする成分が含まれます。
またドクダミの抽出物は、免疫力を高め、抗酸化作用があり、カラダを強化する効果があることが示されました。
特に、脾臓や肺、口腔、肌に効果があるものとして認識されています。
・キャッツクロー
キャッツクローは、アマゾン奥地にて標高が400~800メートル程度の高さで自生する力強い植物です。
先住民族の時代から使用されており、一般的に蚊がいる地域での免疫サポートとして使用されています。
免疫の面では、キャッツクローは白血球の生成を刺激します。
また、ポリフェノールなどの抗酸化剤と一緒にミトラフィリンなどのアルカロイドが含まれています。
また血管の内皮内層を強化するのに役立つとされています。
・中国産金糸ベルベリン(オウレン)
中国産金糸は、オウレンの一種で中国で長い間使用されてきました。
呼吸器、消化器系、神経系の健康をサポートするハーブとして知られています。
中国産金糸オウレンはベルベリンを含み抗菌剤となりながら、さらに腸のバリアもサポートします。
また、神経保護効果のあるコプチシンが含まれています。
また研究により、根茎抽出物が酸化ストレスから細胞を守り、さらに脳を保護することもわかってきています。
まとめ
ハーブのもたらす力は計り知れず、薬以上の効果を発揮する場合もあります。
続けることにより、免疫力の強化にも役立つことと思います。
ハーブは植物ですので、薬に比べて副作用の心配もなく安全にお召し上がりいただけます。
ただし、効果が強く出る場合があるため、ご心配な方はかかりつけ医にご相談の上お召上りいただくことをおすすめします。
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引用文献:
古代のハーブから現代の薬物へ:癌治療のためのアルテミシア・アヌアとアルテミシニン
アルテミシニン
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