サプリメントも無添加がおすすめ
以前参加した医療セミナーで先生は慢性疲労症候群を抱える人が日本では他の先進国よりも多いことを事例をもって報告されていました。
日本が世界一農薬を使用する国であるとグラフを用いて知らされた時は、日本産だから安心と思い込んでいた自分に対して食材の見直しも必要な時期に来ていることを考えさせられた時間にもなりました。
慢性疲労だけではなくアレルギーを発症する人が日本に多い理由の中には杉の木の数が多いことが良く知られるところですが、農薬や添加物についての詳しい報告は普段の生活だけではなかなか入ってこないのが実情ではないでしょうか。
手軽になったコンビニやファーストフード店は先進国の中でも有数の多さを誇る日本ですが、その中で無添加の食材を探すのは至難の業といえます。
新鮮に見えるカット野菜や果物に揚げたてのようにカリッとするお惣菜、歯ごたえの良いソーセージやハム、缶やペットボトルをはじめとする容器の中でも美味しそうに沈殿や変色せずに原型をとどめてくれる食べ物や飲み物は食べる立場からしても見かけは大切なために有り難く、手がるに便利に手が出しやすくできているのが現実です。
以前もご紹介した2014年9月17日に世界的に知られる科学誌であるネイチャーの電子版には添加物で多くの食品や飲料、中には健康のためのサプリメントにも使用される人工甘味料が、体内の腸の中で代謝等にも深い関わりを持つ腸内細菌のバランスを崩して、腸内をまるで肥満や糖尿病にかかっているかのように血糖値を下げにくくする状態にしていることが報告されていました。
サプリメントと無添加
食材ばかりではありません。
健康維持にと思って摂取するサプリメントにも添加物は含まれ、サプリメントで無添加の品質は簡単にみつかりません。
中にはアレルギー体質を改善するためにサプリメントに頼る人もいますが、無添加ではなく添加物を含んでいた場合はどのように現れるのでしょう。
健康に携わる仕事に従事する以前から私もサプリメントを活用していましたが、恥ずかしながらサプリメントで無添加であることを深く考えた記憶もありませんが、これだけ日頃の食生活で添加物を体内に入れるようになった現代では、安心できる品質であればという前提はつくものの、せめて健康のために大切なお金を出して補うサプリメントくらいは無添加であって欲しいと思えます。