アンドログラフィスと呼吸器系感染症
アンドログラフィスは、センシンレンとも呼ばれるアジア地方に多く生息するハーブの一種です。
高さ20cm~1mくらいまでの一年草で、たくさんの可愛い花を咲かせます。
アンドログラフィス又は、センシンレンは、日本ではさほどなじみのないハーブですが、アーユルヴェーダの古来より伝統的に薬用に利用されてきたそうです。
その驚くべき効果は、抗菌、抗炎症、抗酸化から抗ガンに至るまで様々な報告があるようです。
特に注目したいのは、インフルエンザを含む呼吸器系の感染症に効果があるとされている点かもしれません。
アンドログラフィスにはアンドログラフォライドという有効成分が含まれています。
このアンドログラフォライド成分は、抗菌や抗ウイルスなどに非常に効果があるようです。
特に、肺の機能を正常に保つもしくは調整する効果があるとのことです。
そうすると、呼吸器感染症における肺機能のサポートに役立つ可能性があります。
昨今の新型コロナウイルスにおいては、人類は大きな危機にさらされています。
医療崩壊、人工呼吸器の不足、予防接種や特効薬の研究、開発など、近代医療に関するニュースが毎日のように取りざたされています。
こうした中で、天然のハーブを治療や予防に取り入れることは、いろいろな意味で大切なことのように思われます。
この機会に、人類は、自然をも顧みるべきなのかもしれません。
さて、このアンドログラフィスですが、自然のハーブをそのまま摂取すると大変な苦みがあるそうです。
インドでは「苦味の王様」と呼ばれるほどの苦みのため、食すのは大変かもしれません。
アンドログラフィスは、なかなか入手する機会も少ないかと思いますので、摂取する際にはサプリメントをお勧めしたいと思います。
引用:
https://bit.ly/3UPGWnz
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30040451/?from_term=Andrographis&from_pos=1
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25950015/?from_term=Andrographis&from_pos=2