アロエベラの働きや効果とインフルエンザなどのウイルスとの可能性
アロエベラには様々な働きや効果があるとされています。
中には、インフルエンザなどのウイルスに対抗する可能性はあまり知られていないのではないでしょうか。
アロエベラの効能にはどのようなものがあるのでしょうか。
火傷や傷の治療効果
アロエベラには鎮静作用や保湿作用、抗炎症作用があり、エキスを塗布することにより重篤でない火傷や傷への治療効果があるとされています。
同様に日焼け後の鎮静効果にも役立つとされています。
アロエベラはとても親しみやすい観葉植物の一つです。
ご家庭でアロエベラを育て、やけどや擦り傷などにエキスを塗布したという経験のある方もいらっしゃるかもしれません。
整腸、消化器疾患への効果
アロエベラの果肉やジュースは食用および飲用とされ、消化器疾患の解消のために用いられています。
アロエ入りヨーグルトなどが市販されているのをご存じの方も多いのではないでしょうか?
米国の米国消化器学会では、アロエベラが過敏性腸症候群の症状の改善に有効であることが報告されています。
血糖値や高脂血症へのアプローチ
アロエベラは、糖尿病で問題となるジペプチジルペプチダーゼという成分を阻害する力を持っていることがわかっています。
血糖値を気にされる方にはアロエベラ成分入りのジュースなどがお勧めされます。
抗ウイルス効果
アロエベラのエキス抽出物は、抗菌性ばかりか抗ウイルス活性を持っていると報告されています。
アロエベラエキスに含まれるゲルが、インフルエンザA型のウイルスへの働きかけや、B型肝炎ウイルスの阻害剤としても効果を発揮することが分かっています。
この根本的なメカニズムと成分などに関しては、今も研究が続けられています。
アロエベラの経口摂取にはごくまれに副作用などが報告されていることから、安全性の確認されているアロエベラを摂取することなどの注意が必要な部分があります。
ですが、癌細胞にも働きかけるともいわれるアロエベラエキスには、今後も出てくるであろう様々なウイルスへの対抗力への期待は高まるばかりです。
情報ページ:
アロエベラとは?
参照した文献ページ:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31505936
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31410907
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%82%A8%E3%83%99%E3%83%A9