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うつ病可能性の判断基準と原因、鬱症状はあなのせいじゃない!?

2020年01月22日

健康

うつ病と診断される可能性がある人の数はここ数年増えているとの報告があります。

うつ病と判断される基準や原因はどのようなことが考えられるのかを知ると、決して鬱症状の原因の多くはあなたのせいではないことが見えてきました。

うつ病の症状や可能性が高くなっている?:

日本人は本来人への気遣いの大きさから、うつ症状が出やすいとの報告があります。
一方でアメリカのように自らの気持ちに正直に伝える国民の方がうつ病にもなりにくいという報告があるようです。
そのアメリカでは、成人の1700万人が過去一年間の期間中だけでもうつ病を経験しているというデータがあります。
その数は成人人口の7%を超える為に、私たちは今まで以上にうつ症状が出やすい環境にあるのかもしれません。

うつ症状やうつ病の原因や判断基準:

では、そもそもうつ病と診断される判断基準はあるのでしょうか?
鬱症状の原因はあるのでしょうか?

一般的なうつ病を診る専門家は、下記のような原因が挙げられています。

 

うつ病の一般的な原因:

-遺伝子や家系
うつ病が遺伝子と関わると言われると、がっかりする人も多いかもしれません。
この場合の遺伝子には、家系的に例えば、経済的にとても厳しい状況にあったり、身体が弱く病気がちであったり、家族の大切な命を早く失ったりということなどが原因になっていることが多いようです。
そのために、遺伝子というよりも家系の出来事が大きいのかもしれません。
また、病気が多い家庭だったとすると、薬を飲む可能性や痛みの影響などの可能性も高いと考えられそうです。

-ホルモンの変化
ホルモンは誰でも変化することが考えられます。
女性なら特に生理、PMSで知られる月経前症候群、妊娠、閉経など多くのホルモン変化を体験します。
ホルモンの変化でうつ症状やうつ病などの原因や影響も考えられるようです。

-その他には、下記のようなことが原因に挙げられています。
・睡眠不足や睡眠障害、
・身体のどこかに痛みが続く、
・大切な人が病気やいなくなった、
・仕事を失った、
・離婚をした、
・嫌な出来事があったり、続いた、
・罪悪感が大きいことがある、
・自らコントロールできない環境が続く、
・人間関係、
・特定の薬の飲みすぎ、
など

うつ症状やうつ病の判断基準:

それでは、鬱の症状やうつ病と診断される判断基準は、どのようなことが報告されているのでしょうか?
一般的に判断される症状は下記のような症状が2週間以上続いている場合が多いようです。
・不安感、
・睡眠不足が続く、
・絶望感、
・過敏反応、
・悲しい気持ちが続く、
・食欲不振、
・集中ができない、
・無力な状態が続く、
・何かを決定できない、
・喜怒哀楽がない、
・いつもと性格が違う、
・疲れた状態が続く、
・何をやっても楽しくない、
・食欲がない、
・体重変化が大きい、

など。

 

自分でできることとして、太陽の光に浴びる、お風呂に入る、友達や家族と会話を楽しんだり相談する、趣味を楽しむ、夜は考えない、楽しく外出するなどが挙げられます。

気になる場合には、専門家のチカラをお借りすることがおすすめといえます。

 

参考にした情報:
https://www.nami.org/Learn-More/Mental-Health-Conditions/Depression

https://www.nimh.nih.gov/health/topics/depression/index.shtml

https://ajp.psychiatryonline.org/doi/full/10.1176/appi.ajp.2013.13101375

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