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橋本甲状腺炎のアレルギーと自己免疫におすすめと避けたい食品

2019年11月19日

食べ物と健康

甲状腺や橋本甲状腺炎とアレルギーや自己免疫疾患については気にかける人が増えてきたといえます。

おすすめと避けたい食品についての報告もあります。

 

橋本病と甲状腺炎と自己免疫疾患:

橋本病は自己免疫疾患の1つに属し、身体が自らの免疫を利用して甲状腺を攻撃する疾患です。

身体を守るための免疫反応が正常な働きとは違う働きをし、甲状腺に対して攻撃を加えることで、甲状腺部分に炎症が慢性的に腫れたり小さくなったりする症状が出るとされています。

また、その症状は甲状腺ホルモンにも影響を与えることも報告されています。

 

橋本甲状腺炎とアレルギー:

上記のように慢性的に甲状腺に炎症が出て、自己免疫性の甲状腺機能が低下することを橋本甲状腺炎や橋本病と呼ばれ、アレルギー症状のような症状が出ることで知られます。

原因はさまざま報告されるものの、まだ完全に理解されていない遺伝や環境、ストレス、食品や食事、生活習慣なども原因として挙げられています。

 

自己免疫疾患や橋本甲状腺炎におすすめされる食品類:

上記の原因の中でも自分の生活の中でできることはいくつか存在します。

生活習慣であれば、ストレス管理や睡眠管理、運動不足を避けるなどが挙げられますが、大変な思いをされる方は、既に実施される場合も多いのではないでしょうか?

となれば、既に食べ物や食事に注意をしているにしても、見落としていることもあるかもしれない食品を改めて確認するのもおすすめといえます。

食事は健康を左右する一番大きな砦で、最大65%の影響力があるとも報じられ、パイの中では一番注意したい点とも考えられます。

 

避けたい食品:

橋本甲状腺炎のアレルギーと自己免疫にとって避けたい食品例に挙げられることが多いのは下記のとおりです。

小麦グルテン、乳製品、アレルギー反応や不耐性がある場合は卵や大豆、とうもろこしなどのアレルギー反応しやすい食品。

その他に産業用の加工油、加工食品、人工的な甘味料や保存料や着色剤などの添加物類や人工成分、アルコール類、ナス科(トマトやなす、ジャガイモ、ピーマンなど)野菜、反応する場合はナッツ類や種子類など。

 

おすすめされる食品:

その一方でおすすめされる食品には下記が挙げられることが少なくありません。

多くの野菜類、海産物、きのこ類、オメガ3などの良質な油、ハーブ、スパイス、果物、発酵食品(反応しない場合)など。

 

不足しがちな共通栄養素:

食品に含まれる栄養素でも、橋本甲状腺炎のアレルギーと自己免疫などの症状に欠乏しやすい共通栄養素に挙げられるのは、下記のとおりです。

ビタミンD(75%に不足とも)、マグネシウム(アレルギー全般に不足しがち)、亜鉛(3分の1の人が不足とも)、ビタミンB群、セレン、ビタミンAなど。

他に体内の脂質のバランスが崩れている場合が多いということもあってオメガ3脂肪酸、ハーブ類などでは、クルクミン(ターメリック)、ベルベリン、酪酸(らくさん)、ケルセチンなど。

ただし、サプリメントで不足栄養素を補っても腸内環境が思わしくない状況では消化や吸収がなされにくいといわれます。

 

上記のようなことからも、橋本病、橋本甲状腺炎のアレルギーと自己免疫疾患などの場合は、専門家に相談をしながら進めることがおすすめといえます。

 

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28315909
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25228521
Healthy Hashimoto’s summit 2017(英語) サラ・バレンティン博士へのインタビュー2017年11月7日

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