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ケトン体を利用するケトン食とダイエットの注意点と副作用5項目?

2019年08月26日

たんぱく質

日本でも人気になっているダイエット。

近年は食事療法も大きく加わったケトン体を利用するケトン食のダイエットもありますが、注意点と副作用も気に掛けることもおすすめです。

ケトン体を利用するケトン食のダイエットや食事方法とは?:

今までに何度か説明してきていますので、詳細は置いておくとして、ケトン体を利用するケトン食を中心に考えるダイエットや食事方法は、糖質を制限するいわゆる低炭水化物の食事とし、その分、脂質やたんぱく質を増やすタイプの食事の方法です。
そうすることで、体内の脂肪は燃焼されやすくなることがダイエットにつながるというものです。

体重や体脂肪を減らしたい人や、ダイエット好きには身体の反応も早く、結果も伴いやすいことからも、魔法のような食事の方法と思われるかもしれません。

ケトン体を利用するケトン食を続けるだけで、健康が維持できるのであれば、それはそれで良いと考えられるかもしれませんが、報告のなかには注意点や方法を間違えることで副作用の危険性を指摘する専門家もいます。

 

ケトンダイエットでの注意点や副作用についての5項目:

今回は、ハーバード大学が運営する健康教育についてのホームページに掲載されたケトンダイエットでの注意点や副作用についてのページがあります。

同大学所属でブリガムアンドウィメンズ病院勤務のキャシーマクマナス栄養学部長が指摘する注意点のまとめを大きく5つご紹介すると、

・炭水化物を含む食べ物や食事が制限されるため、便秘になりやすかったり、気分や感情が不安定になりやすくなる。

・ケトン体を利用するケトン食とダイエット(食事)は何よりも飽和脂肪酸を多量に摂取しますが、場合によっては悪いといわれるLDLコレステロールが多くなり過ぎる可能性があり、その場合は心臓の病気につながることも考えられる。

・ケトン体にする専念するあまり、食べ物や食事から摂取する栄養素が偏ったり、低下することに注意をする必要があるものの、ダイエットに専念するあまり、その点が欠如する可能性がある。

・脂肪や脂肪酸を沢山摂取摂取するため、やり方を間違えれば脂肪や脂肪酸の分解を担う肝臓に疲れが出やすく、肝臓の状態が悪くなる可能性がある。

・たんぱく質を増やす必要があるために、たんぱく質の代謝を助ける腎臓に過度な負担がかかる可能性がある。

また、同氏はケトン体を利用するケトン食とダイエットを行う場合は、事前に専門家に相談することをおすすめしています。

短期間のダイエット程度と、長期間継続する場合でも結果も違ってくる可能性もありますので、その点も留意することもおすすめです。

 

参考にした情報:
https://www.health.harvard.edu/staying-healthy/should-you-try-the-keto-diet
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28534852
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24262589
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23801097

説明ページ:

プロテイン(たんぱく質)とは?

ケトン体、ケトン食、ケトンダイエット

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