アルツハイマーやパーキンソン病も認知症の原因や影響から遠ざかるライフスタイル編
アルツハイマー病とパーキンソン病は世界的にも認知症の最も一般的な原因の1つとして報告されます。
同時に遠ざける為のおすすめのライフスタイルや食事についての理論の報告も活発です。
認知症の代表アルツハイマー病とパーキンソン病の共通点?:
アルツハイマー病もパーキンソン病も認知症を代表していることで知られています。
原因になっている共通点の1つに、神経炎症が挙げられます。
炎症と呼ばれる症状の多くは修正可能な場合も多く、食事やライフスタイルである食習慣や生活習慣が原因になっていることが一般的とされています。
同時に、高血圧や肥満、2型糖尿病、アレルギー症状から認知症やがんに至るまでも炎症と深く関りがあることが報告されています。
原因として報告されている例:
では、修正が可能かどうかを別として、原因として報告される例には、下記が含まれるようです。
・遺伝子?:
認知症などは遺伝の可能性が高いと思いがちです。
報告では、5%程度しか遺伝子は関係しておらず、他は食べ物や食事、生活習慣が主とされています。
・年齢:
高齢になるにつれて、認知症と診断される可能性が高まるとされています。
・男性と女性:
男性の方が女性と比較した場合に、影響を受けやすいとの報告があるようです。
・環境:
環境因子は大きな原因の1つに報告されています。
例えば、環境汚染や農薬などの化学物質の影響は大きいようです。
・腸内環境の崩れ:
アルツハイマー病とパーキンソン病のような認知症は一般的に脳が原因と認識されます。
多くの場合、腸内環境の崩れが原因で、脳へ影響が出ている報告が少なくないようです。
・喫煙やアルコール類?:
印象としては、タバコやアルコール飲料は認知症の大きな原因として挙げられそうですが、実際のところは、まだ解明されていないようです。
・抗生物質やワクチン接種などの薬?:
過度な抗生物質やワクチンの投与はパーキンソン病やアルツハイマー型認知症のリスクを高め、回数とリスクも比例するとのことです。
中国原料などのワクチンの中にはペーキングソーダ由来のアルミニウムが混ざりやすいという報告もあり、原因の1つになっているのかもしれません。
・酸化ストレス:
一言に酸化ストレスと言ってもさまざまです。
特に大きな酸化ストレスにつながる例は下記のような場合といえるのだそうです。
定年で退職した後の生活、子供の誕生、自然災害と呼ばれる天災などは、ベオグラード大学医学部神経科学研究所が行った治療と診断でパーキンソン病やアルツハイマー病の発症に関与している可能性を支持しているようです。
また酸化ストレスを抑制することができれば、炎症の抑制、ミトコンドリア損傷の軽減、アンチオキシダントと関連性が大きいグルタチオンの保護、有毒物への対応などが可能になるとの報告もあります。
それらは全て認知症にも大きく影響をする原因としても考えられる点と一致しています。
認知症の人が前かがみに小股で硬い感じの歩き方をする理由として、ミトコンドリア損傷によって、同内のATPの働きやエネルギーが低くなることで身体が正常に動きにくくなることが原因とも考えられています。
・転倒しやすい?:
ノルウェーのパークウェストという研究では、パーキンソン病と診断された48名の体位と歩行について調査を行った結果、転倒しやすい人の方が認知症のリスクが高まるようです。
また、転倒しやすい人の方が、座って過ごす時間が多く、立っている時間が少ない傾向になるそうです。
日ごろのライフスタイルの中で、見直す環境がある点とそうでない点も存在します。
次回は食べ物や食事編のアルツハイマーやパーキンソン病の認知症の原因や影響から遠ざかることについて報告いたします。
まさか!?という内容が含まれていますので、ご期待ください。
参考にした情報:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28302047
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30317371
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28289797
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22396022
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26639446
人が言わない自己免疫疾患の解決 エピソード6 トムオブライアン医学博士のインタビュー(英語) 2016年10月4日
Can parkinson’s disease be reversed? エリック・バーグ医学博士のレクチャー(英語) https://www.youtube.com/watch?v=RpMEMX-c7VU