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アレルギー専門医が報じる自己免疫疾患4大原因とは?

2019年05月20日

お腹や胃腸の健康

アレルギーの専門医が自己免疫疾患の4大原因について報告していました。

日本でも増える自己免疫疾患の予防についてヒントを学びます。

自己免疫疾患については、今までにもご紹介してきました。
その理由は、それほどまでに日本だけではなく、世界的に自己免疫疾患と診断される人の数は増え続け、今後も益々増えることが予想されているためです。

私たちの身体は、本来身体にとって異物と認識される物質については排除する働きを持っていることは周知のとおりです。

免疫は正常な細胞や組織を守ろうとして反応し、攻撃することで症状が引き起こされることとして、知られています。

近年では、アレルギーから、リウマチなどの慢性的な痛み、糖尿病、認知症やパーキンソン病などに至るまで、数多くの疾患に自己免疫疾患が関わっているという報告が相次いでいることからも、良い意味ではないものの身近な存在といえそうです。

ただし、体内の自己免疫にとっては、身体をきちんと守るために、すべきことをしているために、身体が私たちに気づいてくれるようにメッセージを症状で表しているといわれます。

 

アレルギーの専門医が伝えた自己免疫疾患の4大原因とは?

では、増えている自己免疫疾患の原因とは何が多いと言えるのでしょうか。

日本以上に自己免疫疾患と診断される人の数が多いアメリカで、人気の高いアレルギーの専門医の一人であるビーター・オズボーン医学博士が伝えた4大原因について下記にお伝えします。

 

・アレルギー反応:

アレルギーというと、大きな問題ではないように思えるのではないでしょうか?

花粉症なども含むアレルギー反応は、体内で炎症を起こしているといわれますが、炎症は細胞や組織を少しずつ殺しているという表現が使われる機会が少なくありません。

細胞や組織が死滅することは、痛みから認知症など様々な原因や関係につながっていることがわかっています。

症状に痛みや硬さが伴う場合は、まずは小麦類や乳製品を1カ月程度食事から完全に抜いてみることを同博士はおすすめしています。

 

・ウィルスや菌などの感染:
感染という言葉は、少し自分には関係が少ないと思いがちです。

残念ながら、キスやSEXだけにとどまらず、食べ物や家の内外にあるカビや菌なども感染の原因になっているようです。

 

・化学物質:
昔には存在していなかった自然界に無い物質は沢山存在しています。

薬だけではなく、掃除洗剤、洗濯、身体や髪を洗う洗剤類、柔軟剤、食べ物や飲み物に含まれる添加物など、化学物質が体内に多く入ることは自己免疫疾患の原因につながっているようです。

 

・栄養不足:
食べ物の選択も増え、簡単に調理できたり、食べ物や飲み物を買ってすぐに食べることができるなど、便利になった食生活ですが、時間や日持ちをさせるためにも様々な添加物が加えられるだけではなく、食材そのものに含まれている栄養素が十分に補えずにいることが一般的です。

そのことがビタミンやミネラルなどの栄養素が不足する原因にもつながっていることが報告されています。
これらの4大原因はいわば、誰にでも当てはまる原因ともいえます。

まずは、予防に向けてできる範囲で留意してみることがおすすめされています。

 

参考にした情報源:
ケトン・エッジ・サミット2018
開催日:2018年5月9日 米国
ピーター・オズボーン医学博士へのインタビュー

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