パンや麺類などに含まれるグルテンとアレルギー反応についてのお話し
はじめまして。
主婦スタッフのナツコと申します。
一児の母で、趣味はヨガと料理です。
インターフェニックスでお仕事を始めてから、健康にとても興味が出てきました。
私がお仕事を通じて勉強したことを、皆さんにもお伝えしたいと思います。
早速ですが、今日は「グルテン」のお話です。
グルテンとは、パンや麺類の材料である小麦粉などに含まれる
たんぱく質の一種です。
ふわふわや、モチモチの食感を作り出すもととなっています。
ふわふわのパンや、モチモチの麺はとってもおいしいですよね。
私も大好きです。
でも・・・
いろいろと調べていくうちに、このグルテンには驚きの問題が
あることを知り始めました。
グルテンを摂取することにより、グルテンアレルギーや、グルテン不耐症、
もっと深刻なセリアック病という症状を引き起こす場合があるのです。
グルテンアレルギーとは、グルテンに体が過剰に反応して
イライラ感や肌荒れ、関節痛などの症状が出ることを言います。
パスタなどの小麦製品を食べた後に、どうも気分が落ち着かない、体が重い
などと感じる方は、要注意です。
セリアック病とは、グルテンを摂取すると、自らの小腸を傷つけて
しまう自己免疫疾患です。
かんたんに言うと、腸に穴が開いてしまう病気です!
腹痛、便秘、下痢、疲労、皮膚炎、不妊、うつ病、栄養不足など、
様々な症状に見舞われます。
これらの症状を起こさないためには、グルテンを摂取しないという
方法以外にないそうです。
まずは2週間程度、グルテンフリー(グルテンを摂取しない)食生活をしてみて、
体調がどう変わるか試してみると、自分の体質がわかってくるそうです。
グルテンを含む食材について調べてみたところ、実に多くの食品に来る点が含まれていることがわかりました。
グルテンといえば穀物を連想するのは当然ですが、他のさまざまな食品や飲にも、グルテンが含まれている可能性があるようです
以下はその一部です。
・グルテンを含む穀物と食品
-小麦
-ライ麦
-オオムギ
-食パン、ベーグルなどのパン
-パスタ、ラーメンなどの麺類
-ケーキ、クラッカー、ビスケット
-パイ、ペストリー
-朝食用シリアルの一部
-パン粉
-クルトン
-多くの肉の代替品
-麦芽エキス、シロップ、香料、酢などの麦芽
-ビール酵母
・グルテンを含む可能性のある食品
-フライドポテト
-グレービーソースとソース
-サラダドレッシング、マリネ、酢
-スープ
-加工肉
-しょうゆ
-ポテトチップスまたはトルティーヤチップス
-シリアルとグラノーラ
-詰め物
-レストランの卵料理
・グルテンを含むアルコール飲料
-ビール
-エール
-ラガー
-麦芽飲料
-デザートワイン
-ワインクーラー
※ただし、これらの飲み物にはグルテンフリーの種類もあるようです。
いかがでしょうか。
思ったより多くの食材にグルテンが含まれている可能性があることがわかりますね。
私も、子供がいるため、おいしいパンやうどん、ホットケーキやシリアルなどを
食卓から外すのはとても難しいのではと感じています。
でも、腸内環境を整えることは、今、重大な課題として徐々に浸透してきています。
皆さんもぜひ一度、グルテンフリーの生活を体感してみてはいかがでしょうか。
関連する記事:
自己免疫疾患のセリアック病とグルテンフリー
グルテン不耐症と関節リウマチの関係は?
グルテン不耐症か過敏症かを判断する方法と、大切なこと
引用文献:
Gluten foods: List of what to avoid and alternatives
2023年12月11日更新