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ストレスホルモン、コルチゾールと副腎疲労

2016年04月26日

コルチゾール

本日は「コルチゾール」というホルモンのお話です。

コルチゾールは、副腎から分泌される副腎皮質ホルモンで、代謝や免疫などにかかわるとても重要な役割を担っています。
コルチゾールはストレスを長期的に感じると、副腎から分泌されます。
強いストレスから身を守ってくれるためのホルモンではありますが、長期的に分泌されることにより、副腎が疲れてしまい、「副腎疲労」になってしまいます。

副腎疲労になると、免疫力が低下してしまいます。これにより、風邪をひきやすくなってしまいます。
そのほかにも、体がだるくなったり、疲れやすくなるほか、眠れなくなったりと、うつ病に似た症状を発症してしまうこともあります。

このような症状を緩和するには、できるだけストレスをためない生活を送ることとともに規則正しい生活をすることがとても大切です。
コルチゾールが多く分泌されすぎてしまうと、日中に分泌されるホルモンや、寝ている間に分泌されるホルモンとも深くかかわってきます。
ストレスを感じやすい方は、早寝早起きをして、日光を浴びて散歩などをしてみてはいかがでしょうか。リラックスするためには、前述のヨガや簡単に座禅のような真似や、意識的に深呼吸をすることもおすすめですし、気になることや難しい考え事は朝にして、夜はリラックスタイムに充ててはいかがでしょうか。

また、コルチゾールの大量分泌を抑えるためには、ビタミンCオメガ3マグネシウムなどの成分の含まれる食材を摂ることも有効です。
ストレスを感じやすい方は、イチゴや柑橘類などの果物、野菜、青魚などを積極的に摂取してみましょう。

現代人は、人間関係などのストレスはもちろん、各種アレルギーや大気汚染、電磁波など様々なストレスにさらされています。
またストレスがたまっていても、なかなか気づけずに、体調が悪化して初めて気づく場合もあるかと思います。
普段から規則正しい生活をして、ストレスをできるだけ緩和し、副腎に優しい生活をしたいですね。

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