慢性的な疲労の原因と食べ物や食事をはじめとする改善方法のおすすめ
慢性的に疲労が積もっているいわゆる慢性疲労の原因について食べ物や食事をはじめとする一般的によくあることと、慢性疲労の改善となるヒントやおすすめについての報告です。
慢性疲労症候群という言葉がありますが、慌ただしい現代社会ではいつも疲れている状態の慢性疲労であることが日常となっている場合も少なくないようです。
疲れていることが当たり前になっている人も少なくなく、慢性的な疲労の原因は大きく分けて下記のような場合が少なくありません。
・食べ物や食事による原因:
私たちが口にする食べ物や食事によって身体はつくられています。
そのために食べ物や食事が慢性疲労の原因となっていることが一般的には一番最初に考えられるのではないでしょうか。
とりわけ疲労の原因に直接関係するのは、一定の食べ物が体内で消化や吸収されにくい状態で反応を示している不耐性やアレルギー反応が挙げられます。
不耐性やアレルギー反応のような状態では、食べた食べ物が体内において消化や吸収されるために多くのエネルギーを必要とすることがわかっています。
食べ物の消化や吸収をするために対処すべくチカラを消費することは、他に回すべきエネルギーをも使用するということにもつながることからも慢性疲労の状態をつくりやすくします。
また慢性疲労症候群を患っている場合に、他にも考えられることの症状があります。
それは食べ物についての不耐性やアレルギー反応が続く場合には、体内に入ってきた食べ物や栄養素などを外敵とみなして攻撃をはじめるいわゆる自己免疫疾患や副腎疲労、甲状腺障害なども疲れの原因に加担していることも考えられるようです。
慢性疲労症候群、自己免疫疾患、副腎疲労、甲状腺障害などを患っている場合に一般的な症状として挙げられているのは、便秘や下痢、アレルギー反応、腹痛、頭痛、湿疹、ルーパス、不安症、不眠症、朝からの疲労感、昼食後にだるくなったり眠くなる、夜中に起きる、精神的に不安定になったり鬱状態になったりすることなども報告されています。
それらの原因を作り出している食べ物として考えられている例として、食べ物そのものの形をしていないいわゆる加工食品が最初に考えられます。
食べ物そのものが自然界で育った状態のまま食事として食べる場合と比較すると、加工された加工食品を食べる場合には身体にとっては細かくしたり、消化や吸収にチカラを消費します。
昔には存在していなかった添加物、防腐剤、人工的に作られた油、甘味料などについてはとりわけ身体にとっては負担が大きく、慢性疲労の一番の原因になっていることが考えられます。
また、品種改良が重ねられた食べ物、遺伝子組換え食品についても身体にとっては負担となり、慢性的な疲労の原因になっている可能性も心に留めておくことがおすすめです。
その他にも慢性疲労の原因となりうる食べ物の例として、一般的にアレルギー反応を起こしやすいいわゆるアレルゲン物質があり、代表的な食べ物の例として小麦、乳製品、特に遺伝子組換えされた大豆などが挙げられます。
それらの食べ物が体内に入った場合に消化や吸収にチカラが余分に必要となるだけではなく、消化されない場合にはせっかく食べた食事に含まれる栄養素が体内での役割を果たすこと無く、排出されてしまうことも少なくなく、そうなるとマグネシウムや鉄分、亜鉛をはじめとするミネラル栄養素や、ビタミンBやCなどのビタミン類も不足しやすい状態となることからも、ますます慢性疲労の症状を悪化させる原因にもなることが考えられます。
食べ物や食事と慢性疲労の原因との関係と改善したい場合には、サプリメントなどで栄養素を補おうとすることよりも、まず最初にそれらの食べ物を毎日の食事から削除することが一番のおすすめです。
体内で余分なチカラを消費することを避けることは、慢性疲労やアレルギー反応を予防する一番の近道となることは間違いなさそうです。
近年になり、ハーバード大学からの報告で現代の小麦を体内で完全に消化できる人は地球上に1人として存在していないというショッキングなニュースも話題になっているだけに、そのことも心に留めておくことはおすすめです。
・睡眠の質について:
慢性疲労の原因として食べ物や日頃の食事以外に疲れの原因となっているものが他にも報告されており、日本人にとってはとりわけ睡眠が挙げられるのではないでしょうか。
先進国で一番睡眠時間が短い国として知られるのが日本です。
報告によると平均的な日本人の睡眠時間は6.5時間程度となっており、一般的なアメリカ人よりも睡眠時間は毎日30分程度短く、中国よりも1時間程度短い計算になります。
私たちの身体は寝ている間に色んな部分を修復してくれていることや、睡眠時間が短かったり睡眠の質が良くない場合には慢性疲労の原因となるばかりではなく、集中力や記憶力の妨げにもなることが報告されています。
また、睡眠不足の場合には良い決断がしにくく、怒りやすく、感情が不安定になりやすいことなども報告されていますので、毎日の睡眠は優先的に確保することがおすすめといえます。
・慢性的な疲労について他の原因として考えられることの例:
ストレスが長く続いていたり、短期間でも身体にとっての過度なストレスは慢性疲労の原因にもなっていることが報告されています。
ストレスを解放させるための術を持っておくことは良い対処法にもなります。
人によっては散歩や運動、ショッピング、食べる、音楽を聴く、瞑想、読書などもおすすめといえます。
慢性疲労の原因として他にも感染や有毒物なども挙げられています。
特に有毒物といっても洗剤やスキンケア、ヘアケア、消臭剤や除菌剤などの日用品が多く挙げられることからも気になる場合には一度見直してみることがおすすめです。
参考にした情報:
エミー・マイヤーズ医学博士の情報サイトamymyersmd.com
2017年7月6日 6 causes fatigue overcome 疲労の6つの原因とそれらをどう乗り越えるか(原文は英語)より
アクセス日:2017年7月20日