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注意欠陥多動性障害で知られるADHDの増加について

2017年06月14日

子供の健康

こんにちは。

子育て奮闘中の主婦スタッフのナツコです。
突然ですが、「ADHD」をご存知でしょうか?

今日は、ADHDについて調べたことをお伝えしたいと思います。
ADHDとは、「注意欠陥多動性障害」のことです。

小さな子供にしばしば起こる精神障害の一種で、近年、その数は急激に増加してきています。
ADHDの症状としては、集中力に欠ける、注意散漫、注意されても同じことを繰り返す、覚えることが苦手などがあげられます。
ADHDの特徴は

・男児は女児に比べて3倍の数の患者がADHDと診断されている。

・診断の平均年齢は7歳。

・症状は、だいたい3歳から6歳の間に最初に現れる

・子供時代を過ぎても症状が続くこともある。
といったことがあげられます。

症状がはっきり出ない場合もあり、診断は難しい場合がありますが、そういったお子さんは学校などで

トラブルメーカーとして扱われてしまう可能性があります。

お子さんにとってはたいへん生活しづらい状況になるかもしれません。

ですのでお子さんにこのような症状が見られた場合は、早めに対応を開始したほうが良いかもしれません。

ADHDの症例や診断は、ここ数年で劇的に増加しています。

アメリカの精神医学協会(American Psychiatric Association:APA)は、アメリカの子供の5%がADHDを

持っていると発表していますが、実際には、その数は2倍以上であるとも言われています。

そしてその数は、わずか8年で42パーセントの急上昇を遂げています。
どうしてこのように、ADHDの患者が急激に増加してしまったのでしょうか。
アメリカで進められている研究によると、それには化学物質や日頃の食べ物による影響が大きいとされています。

小さな子供は成人に比べ、化学物質による脳への悪影響を受けやすいことがわかっています。

ADHDは、単に遺伝などの先天性のものだけではなく、現代病の一種ということが言えそうです。
また、メディアなどでADHDが取り上げられ始めたことにより、受診率が高まり、ADHDと診断される患者数が

増加しているという傾向もあるようです。

最近では有名人の影響などにもより、大人でもADHDと診断される方が増えてきています。
まずは多くの人がADHDへの理解を深めること。

それが、ADHDの患者やその家族、また周囲の人々への手助けの第一歩になるのではないでしょうか。

 

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