老化の予防に原因例を知ってエイジングケアにつなげたい
老化を予防するためには老化の原因を知ることがおすすめです。
エイジングケアや慢性的な疲労や朝から眠い場合や記憶力の衰え等の症状は老化の原因につながりやすいことからも知っておくと便利といえます。
身体の老化や認知症に代表される脳の疲れは一夜にしてならない:
私たちの身体は誰でも老化することは免れることはできませんが、その老化のスピードを遅らせることは可能といえます。
身体も脳も老化するのに急に老化するわけではなさそうです。
ある日、急に認知症になったりがんを患ったりすることは無いように、老化にも時間がかかります。
例えば認知症やがんなどの症状や疾患は診断される20〜30年前には発症が始まっているといわれます。
認知症の多くは20歳代や30歳代で既に始まり、そのまま認知症に発展していく人もいれば、年齢を重ねても記憶力が抜群の人もいますが、その差は日々の生活にもあるようです。
老化や認知症の予防のために日々の症状を知る:
長生きをしたくないと考えたとしても、命を全うするまでできる限り健康な状態でいわゆるピンピンコロリの状態で最期を迎えたいと思うのは誰もが願うことかと思います。
老化を予防して若々しくありたい場合でも、認知症やがんの予防の場合でも、日々の生活の中で下記のようなことがある場合は老化が進みやすくなるために、留意が必要なのだそうです。
・ゲップが多いこと
ゲップと聞くと、どうしてゲップと老化が関係があるのか疑問に思われるかもしれません。
ゲップはなぜ出るかというと消化不良が原因といわれます。
中には胃酸が逆流してゲップが出ている場合もあるようです。
食べたものがきちんと消化されていないということは、食べた食べ物に原因があることが一般的に考えられます。
例えば、新鮮な生の野菜や果物に代表される食べ物を食べている限りでは、消化酵素を豊富に含んでいることもあって、通常はゲップは出ていないのではないでしょうか?
ゲップが出る場合の多くは、肉類や油物、食べ物の形をとどめていない加工された食べ物、古い食べ物などを食べた後が多いのではないでしょうか?
良く噛んで食べている限りでは、消化が上手くなされる時にはゲップの原因にはなりにくいと考えられます。
・アレルギー症状
老化も風邪もがんも認知症もアレルギーも共通点といえば、体内で炎症が発生しているということです。
体内での場所が違っていたり、炎症の期間が違うことはあるものの、多くの専門家の言葉を借りるとすれば、老化=炎症、更には炎症=老化ということがいえるのだそうです。
・便秘や下痢が続くこと
老化予防やエイジングケア、美容にも欠かせないのは便秘や下痢にも関係をしている腸内環境の状態といえます。
善玉菌が優勢な場合は腸内環境も良い状態であることが多いことからも、一般的にはその状態では便秘や下痢にはなりにくいといわれます。
体調が思わしくない場合や、いつもより元気が無い場合、疲れている場合に便秘や下痢になりやすいことは報告されることが多く、慢性的な便秘や下痢の場合には腸内環境が崩れていることが考えられることからも食べ物や生活環境の見直しがおすすめといえます。
・慢性疲労
慢性疲労に陥っている人の数は年々増えているとの報告もあります。
疲労は通常は朝起きてすぐに発生しないはずです。
睡眠の質や睡眠時間にもよることは当然ではあるものの、一定の睡眠量が確保できている場合であれば、朝は免疫力が高い状態が一般的で、午後から夜になってくるに連れて免疫力が下がってくることが普通といえます。
お昼ご飯を食べた後に動けなくなるくらいに疲労感があったり、眠気が強いのは一般的な健康状態とは異なるといえるために食事や生活環境の見直しがおすすめとなります。
・鬱のような状態が続くこと
誰にでも辛い経験はありますし、しばらく続いたり、ストレスが重なったりすることも珍しくありません。
ただし、うつのような状態がずっと続いていたり、長年安定剤に頼るのは健康的とはいえません。
一般的な考えでは、朝陽を浴びたり、太陽の光を日中に浴びていると精神的な不安定は和らぎやすいことが報告されています。
またストレスが大きい状態では特に夜に考え事を控え、十分に睡眠をとって、朝や日中の太陽の光が注いでいる時に考えることがおすすめです。
・関節痛が続く
関節痛のようにどこかがずっと傷むということは、その部分に炎症が発生していることが考えられるために老化の予防につながりにくい状態にあるといえます。
関節痛が長らく続いている場合には、リウマチや自己免疫疾患、甲状腺、慢性疲労をはじめとする何らかの症状や疾患の可能性も出てくるために専門家に診ていただくことがおすすめです。
老化の予防や原因例になる食べ物の例:
老化の原因につながり、予防を妨げやすくする食べ物の例としては、小麦等を利用した加工食品、人工的あるいは産業用の油を使用した加工食品、特に人工的な甘味を利用した加工食品、特に古い油で揚げた食べ物、遺伝子組み換え食品、防腐剤や添加物が使用されている食べ物、古く酸化した食べ物などが例に挙げられます。
それらはいずれも体内で消化や分解しにくく、腸内環境に負担になりやすかったり、炎症の原因になったり加速させる原因にもなります。
一方で消化を促進させやすい食べ物例としては、新鮮な野菜や食べ物、魚などに多いオメガ3脂肪酸や消化酵素や栄養素を豊富に含んだ食べ物の原型をとどめた、あるいは最小限に料理された食べ物といえます。
参考にした情報:
長寿とアンチエイジングプロジェクト(米国開催)
2016年6月13日
トム・オブライアン医学博士へのインタビューより
情報ページ:オメガ3脂肪酸とは?