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認知症やアルツハイマーは食事で予防がおすすめ

2017年01月25日

健康的な食事

認知症やアルツハイマーをはじめとする脳に関連する症状や病気は食べ物との関係が大きく、火に油を注ぐ内容の食事よりも若い頃から食事で予防することがおすすめです。

認知症の予防と食事の予防が大切な理由:

今から15年以内の2030年には年齢が75歳以上の3人に1人がアルツハイマー型認知症になると報告されたことがアメリカで大きなニュースになりました。

認知症をはじめとする症状や病気の多くは突然発症するものではなく、20代や30代頃から徐々に進行がはじまっていると伝えられています。

とりわけ日頃の食べ物の選択や食事の内容を続けることは見えないところで火に油を注ぐこととなり、症状を加速させていると多くの専門家によって報告されていますので、普段の食事で予防することがわたしたちができる一番の予防の近道といえます。

認知症との関わりが考えられる症状や病気の例:

脳の病気の種類としてアルツハイマー型認知症やパーキンソン病、脳萎縮症(ALS)などは脳だけの影響を受けて発達することよりも他とのつながりも大きいことが報告されています。

報告されている米国の例として、人口の約50%近くにもなると報告されている前段階も含めた糖尿病との関わりや、5000万人が患い1987年の調査から現在400%も増えていると報告されるうつ病も認知症のリスクを高めると伝えられています。

いずれもアメリカの報告ですので、日本ではそこまでではないとは思いますが、どの段階になっても予防としての食べ物の選択を意識する上でも知っておいても損ではありませんし、今まで続けて慣れた食事や生活習慣を急に大きく変更することは容易ではありません。

脳や腸内環境とグルテンを含む食べ物:

長年にわたり多くの患者さんの脳や腸内環境を観てこられたトム・オブライアン医学博士の話によると、認知症やアルツハイマー、パーキンソン病、脳萎縮症で知られるALSなど脳に関係する疾患を患う人の多くは腸内環境も同時に乱れ、大きなその原因の1つに小麦粉に含まれるグルテンを含む食べ物や食事が腸内環境に与える影響を指摘しています。

グルテンが消化不良の原因となることで食事をする際の食べ物に含まれるビタミンやミネラル類が体内で消化吸収されずに腸に隙間が開く腸管漏れのLGSでも知られるリーキーガット症候群となり、慢性疲労や体調不良になりやすく、さまざまなアレルギーの原因もつくり、体内での老化加速である炎症を引き起こしていると日頃から口癖のように言われています。

腸管漏れのリーキーガットを患う人の割合はアメリカでは成人人口の最大80%とも報じられているだけに、便秘や軟便が多い場合や、花粉症を含むアレルギーがある、ゲップやガスが良く出る、関節痛や物忘れが多い場合などは一度食事の見直しをすることが認知症やアルツハイマー等の脳に関わる疾患の予防となるだけではなく、アレルギー症状や老化自体の予防につながるためにおすすめされています。

ちなみに腸管漏れのリーキーガットが発生することで腸から漏れる様々な物質は血液を通って脳に行き着くことからも、専門家の間では脳漏れのリーキーブレインという言葉も聞かれるようになりました。

予防に関わる食べ物と食事内容におすすめ:

数十年間にわたり脳画像診断を行なって治療をしている世界的に脳の専門家でも知られるダニエル・エーメン医学博士は、予防に関わる食べ物と食事の内容として、食事の時に全体の70%を植物性の食べ物することと、炭水化物を食べ過ぎないこと、たんぱく質と良質な脂質を摂取すること、毎日お水を一定量の飲むことは食事でできる予防におすすめしています。

健康的な脂質を食事に取り入れるだけでもアルツハイマー型認知症になるリスクは42%も減ると2012年にメイヨークリニックによって発表されています。

また炭水化物が基本の食事を続けている場合には、認知症になるリスクは400%も増加することになるとも報告されています。

オブライアン博士が予防的におすすめする食事は、小麦粉を含む食べ物を食べないグルテンフリーとし、食物繊維を豊富に含む野菜を食事に多く取り入れて一日500g程度の色鮮やかな野菜を食べ、週に4回程度の食事に冷水魚を食べたりということを食事の中心にすると良いと伝えています。

参考にした情報:

エーメン大学での講演 ダニエル・エーメン医学博士 2016年5月4日

長寿とアンチエイジングサミット トム・オブライアン医学博士 2016年6月13日

情報ページ:ビタミンミネラル

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