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健康補助食品のサプリメントは何から始めたらいいか迷う人におすすめの栄養素の見分け方

2016年04月15日

サプリメント

 

サプリメントは日本語でも健康補助食品と訳され、ご存知のとおり補うという補助的な働きを意味しています。

食生活や住環境、感情やストレス等、人の身体は十人十色ですので必要とされる補助的な栄養素もそれぞれ異なりますが、健康や予防の基盤に良くおすすめされる栄養素やサプリメントがいくつかあります。

 

プロバイオティクス:

わたしたちの免疫力は腸内環境腸によって7〜8割を左右されることが報告されています。

最近良く耳にする腸内細菌や腸内フローラ、今後聞く機会が増えるかもしれないマイクロバイオームも腸内環境と関連のある言葉で、わたしたちの身体は微生物あるいはバクテリアの集合体でマイクロバイオームと呼ばれ、身体を覆って保護してくれていると同時に最もマイクロバイオームが多いのは腸内であることがわかっています。

乳酸菌やビフィズス菌、プロバイオティクスなどは、健康度合いを左右する腸内の善玉菌を増やすサポート役をしてくれることからも、特におすすめの栄養素といえます。

とはいえ、一番の基本は食べ物ですので、プロバイオティクスを豊富に含む発酵食品を少しでも日々の食事の中に取り入れることが腸内をきれいに保つ秘訣の1つで、補助役としてサプリメントで補うことがおすすめです。

 

オメガ3脂肪酸:

脳は脂でできていますが、オメガ3とオメガ6のバランスが大きく崩れていることが健康を崩す様々な要因にもなっていることが報告されています。

現代の食べ物の多くにオメガ6が含まれることと、体内ではオメガ3がつくれないことからも、オメガ3と6のバランスを整えるためには、加工食品やマーガリンやトランス脂肪酸のような人工的な油のオメガ6を含む食べ物を意識的に減らすことと同時に、食事の中にオメガ3脂肪酸を入れたりサプリメントで補ったりすることが必要です。

料理に使用する油はキャノーラや大豆、コーン油などを減らして、ココナッツオイル、オリーブオイルやごま油で代用することがおすすめです。

オメガ3はDHAEPAのフィッシュオイルで知られる魚に含む場合と、植物由来ではエゴマ油や亜麻仁油に含まれています。

 

マルチビタミン&ミネラル:

日々私たちが口にする野菜や果物に含まれる栄養素は、昔と同じ形をしていても中に含む栄養素の量は以前よりも大きく減少していることがわかっています。

大きく衝撃を受けたのは世界地球環境サミット(1992年に開催された第1回)で、当時の統計でも100年前の土壌に含まれるミネラルの栄養素量と、現代を比較すると現代の方が世界的に平均すると7割程度減少していることが報告されました。

世界の地域別に土壌内のミネラルのレベルが公開されましたが、日本の土壌も例外ではなく、その分日頃の食べ物からビタミンやミネラルを摂取できる量も減っていることからも、不足する分をサプリメントという考えがあります。

 

基礎になるおすすめの栄養素は上記の3種類ですが、欧米では上記の中にビタミンDを加える専門家も多くなってきているように思います。

ビタミンDは太陽のビタミンで知られますが、今まで以上に多くの働きが明らかになってきている反面、日光浴だけでは十分ではない可能性や食べ物でビタミンDを補うことは大変なことからも、補助的な栄養素としてビタミンDのサプリメントが注目され、近年では冬の季節だけではなく、一年を通して人気の栄養素の1つとなっています。

 

食べ物では補うことも大切ですが、それ以上に日頃の食事の内容が身体をつくったり、腸内環境に影響を与えるために、その食べ物が身体に良いか悪いか、どう影響をするかも含めて考えることが大切ですし、総合的な健康には住環境や感情、ストレスの度合いなどの影響も大きいためにバランスが大切といえるのではないでしょうか。

 

乳酸菌ビフィズス菌プロバイオティクス

 

 

 

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