乳がんの改善のおすすめと食事
日本での乳がんを患われた女性の数において具体的な数値は存じ上げませんが、アメリカでは250万人程度の女性が乳がんの治療を経験して生活をおくっているといわれています。
日本でも乳がんを発生する女性の数は経済の発展と食事をはじめとする食生活や生活習慣、住環境、ストレス度などの変化に伴って増えているようです。
アメリカでは日本よりも圧倒的に乳がんを患う女性の人数が多いことからも、企業やメディアでも改善や告知についての活動やキャンペーンが多いように思います。
乳がんのリスクを下げる食生活
積極的に乳がんの改善やリスクを下げるための活動を行っている女性で医療従事者でもあり、鍼や東洋ハーブ等の専門家で治療にも取り入れているバーバラ・マクドナルド博士がおすすめする乳がんの改善やリスクを下げるための食事や生活について、とても興味深い内容ですので要点だけでもお伝えしたいと思います(これらの情報は引用も転送も自由に積極的に活用するようにというのがマクドナルド博士流でもあります。)
乳がんについての追求を長年続ける同博士が、乳がんを遠ざける、あるいは改善のためにいつもおすすめする簡単な方法の1つが何を隠そう日本と深く関わるものなのです。
最初にいわれるのは、みそ汁を飲むことのおすすめです。
アメリカ人のマクドナルド博士の口から乳がんのリスクを下げるために私たちに馴染みが深い味噌汁をおすすめされるのは少々驚きもありましたが、同時に嬉しく感じますね?
考えてみればアメリカでは味噌汁はスーパーでも以前から売られており、健康食品の1つとして健康に意識の高いアメリカ人の中では飲む人も多いように思います(ちなみにサンフランシスコにいる私の同僚も味噌汁や納豆が大好きです)。
お味噌汁の話しは、東日本大震災でも影響を受けにくくする方法の1つとして、様々なところでおすすめされています。
食事の時に牛乳やバター等の動物性脂肪を多く含むスープの代わりとして発酵食品で大豆をする味噌汁は女性の健康にとって大切で、乳がんにも効果的ということでおすすめされています。
味噌汁を含む大豆食品は毎日最低一回は食べるようにおすすめされていますが、その頻度が高まることで15から35%の乳がんにおいてのリスク軽減が報告されているようです。
大豆はできれば有機栽培のものを使用するようにおすすめしています。
味噌汁と同様に乳がんのリスクを遠ざけたり、改善のためにおすすめされるのが緑茶です。
緑茶もアメリカでも長年にわたり人気の健康飲料の1つで、最も健康的な飲み物として医療の専門家からもおすすめされることもあります。
マクドナルド先生は乳がんの改善には緑茶は一日できれば5杯以上飲むようにおすすめされていますが、最低でも一日3杯は飲むようにおすすめしています。
同博士が引用する研究報告では毎日緑茶を5杯飲み続けた乳がんの初期段階の女性は悪くなるリスクが31%程度減少したと報告しています。
乳がんに関してのおすすめの食事は他にもあり、その一つは一日5種類の野菜、3種類の果物、360cc程度の野菜ジュースと、乳がんの女性におすすめしない食品としてアルコールを挙げています。
アルコールは少ない摂取にこしたことはないと認めつつ、最高でも一週間で3杯までと伝えています。
食事以外での乳がんにおすすめなこと
マクドナルド博士は乳がんの女性についての食事以外でおすすめのこととしては体内脂肪量を減らしながら筋肉量を維持したり増やしたりして落とさないような適度な運動を推奨しています。
一週間で3から5時間程度でも良く、その運動の中には散歩も可能となっています。
野菜や果物を多く摂取しながら、毎日30分で一週間に6日の継続した運動で乳がんの生存率を50%以上向上された報告が腫瘍に関する医療誌であるJ. Clin Oncol.に2007年に発表されています。
野菜や果物の摂取は日本国内では摂取が年々減っていることが政府の報告でわかっています。
乳がんの改善やリスク低減だけにとどまらず、他の病気や予防、それに健康維持にも野菜や果物の摂取は必要不可欠であることは間違いありません。
私たち日本人は西洋の人たちに比べて味噌や発酵食品も先人から伝承されてきているために恵まれており、また緑茶もいわずと知れた日本が代表する健康飲料です。
日本で乳がんになる女性が増えているのは食生活にも大きな関わりがあるだけに見直しをすることで改善していくことが可能のように思えます。