環境汚染報告と病気予防におすすめ
環境汚染が人体に与える影響は数値化しにくいものかもしれませんが、2013年の一年間に環境汚染が原因で550万人もの人が命を落としていることを知ると、日本に住む私たちも少なからず影響していることが考えられますし、同時に病気の予防としてできることはしておきたいと思うのが自然ではないでしょうか。
環境汚染死数の報告:
ブリティッシュ・コロンビア大学の調査によると、2013年度に環境汚染が原因で命を落とした人の数は世界で550万人存在すると報告されています。
日本では環境汚染が原因で病気になることが報じられることは日々の生活ではありませんが、今回の報告では550万人の半数以上が中国とインドに集中していると専門家は伝えています。
昔と現代の環境:
昔と現代の環境汚染度合いを推測すると、住環境の差だけにとどまらず、近年中国の話題の1つに挙げられる空気汚染のPM2.5、化学物質、原発事故による影響、海域汚染、それらの影響を受けているであろう土壌の質など挙げればきりがありません。
地球環境サミットの報告によれば、世界の土壌に含まれるミネラル栄養素は、100年前と比較すると世界のどの地域でも65%以上減っていることが観測されているとのことでした。
人体への影響:
環境汚染が原因とされる病気や予防のための対処法に関しては、今までも調査報告されたデータを中心に専門家が伝えてきた内容をご紹介してきましたが、今週に環境汚染と病気や予防についてのサミットが開催されますので、近日中に最新情報を共有させていただく予定です。
以前よりも環境汚染と私たちの健康や予防について専門家の話を伺う機会が増えていることは確かで、以前にご紹介した内容のおさらいをしておきたいと思います。
環境対策としての病気予防におすすめのこと:
人体そのものは昔から現代にかけて進化しているとは考えられておらず、昔は存在しなかったことが現在に存在する点は、私たちの健康にも関わると考えておくことが無難といえます。
環境対策の予防として、専門家がよくおすすめすることとして、下記のようなことが挙げられていますので、できる範囲で実行することがおすすめです。
・水を毎日飲むようにして、体内の悪い物質を流しやすくしておく。
・野菜や果物に含まれる食物繊維や酵素、ビタミンミネラル栄養素を毎日食べるようにする。
・環境汚染物質や化学物質などが溜まりやすい肥満体を避ける。
・軽く汗が出る程度の運動や散歩、お風呂を心がける。
・小魚や青魚、安全なオメガ酸脂肪酸の油を日頃から摂取する。
・腸内環境や臓器を考え、定期的にデトックスやクレンジングをおこなう、など。
しない方が良いことは沢山挙げられますし、他に日頃の生活環境で行なえることも多いために、環境汚染と病気予防に関連するサミットの後に、改めて共有するようにいたします。
“Death from air pollution in 2013”
University of British Colombia