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腸内環境と脳とうつや認知症、自閉症やADHD

2015年12月04日

リラックス

 

うつ、認知症、精神分裂症、自閉症、ADHDの共通点は脳にあるということですが、日本ではあまり耳や眼に情報として入ってきていないかもしれませんが、アメリカでは近年子供の自閉症やADHDの数がここ数年だけでも特に増えていることからも話題になることが多くなっています。

 

先日のニュースでも自閉症の子供の数は地域によって差があるものの、ボストンであれば46人程度に1人の割合であることが報道されていました。

 

自閉症やADHDときくと遺伝子や生まれつきというイメージがあるかもしれませんが、アメリカでは水銀を多く含むワクチンの摂取やその前後の服薬が最近は問題視され、ワクチンを受けないことを選択する人が増えています。

 

他のうつ、認知症障害、精神分裂症も含めた共通点は脳以外にも第二の脳で知られる腸が大きく関係していたり、腸内環境が原因となっている場合が多いことを専門家らは示しています。

 

日本でもベストセラーとなった「小麦を食べるな」は衝撃的な内容であるにも関わらず順天堂大学でテレビでもおなじみの白澤卓二医学博士が日本版を出したことから話題になりましたが、原版の著者であるデイビット・パールマッター医学博士は以前からパンや麺類、加工食品に含まれる小麦グルテンに限らず、脳と腸のつながりからくる症状や病気について日々啓蒙活動を行なっている専門家の1人です。

 

特にアメリカで2013年に出版された同博士の新たなベストセラーとなった「Grain Brain」の影響は渦となって、社会的現象にまで発展しています。

 

気になる詳細はまたの機会にしたいと思いますが、度々脳と腸に関する食べ物や栄養素の話がでてきます。

 

とりわけ、グルテンや加工食品に多い炭水化物と糖質を私たちは多く食べ過ぎている点、たんぱく質を増やす点、脳と腸に大きく関係する脂肪の選択の大切さについて語っています。

 

日本でも同じ現象が起こっているように、脳や腸に打撃を与える質の低い油で紹介されるマーガリンや加工食品に含まれるトランス脂肪酸やキャノーラ油、コーン油などを避け、DHAEPAをはじめとするオメガ3脂肪酸、ココナッツオイルやオリーブオイルなどの良質な脂質を増やすことは腸内環境から脳へとつながることからも、痴呆やうつ、精神分裂、自閉症、ADHDの治療や予防に強くおすすめされています。

 

その裏には近年の食べ物が伝統的な食べ物よりグルテンが40倍以上と多く、グルテン不耐性やグルテンや化学物質過敏症、他のアレルギー、LGS(リーキーガット症候群)、炎症などが腸や脳を不健康にし、うつや認知症をはじめとする障害、精神分裂や自閉症などの原因に大きくつながっていて、食事を見直さない限りは今後も益々増えてくると伝えられています。

 

 

参照:グレイン・ブレイン(Grain Brain) – Your Brain’s Silent Killers – デイビッド・パールマッター医学博士

 

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