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食べ合わせの良い食品は栄養素を吸収して長生き?

2024年11月28日

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「食べ合わせ」という食べ物や食事に関係する言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

特定の食品の組み合わせが相乗的に作用し、体が効率的に栄養素を吸収できるようになります。

その結果、単独で食べるよりも体に良いことがあるようです。

どの食品が一緒に働くかを学ぶことで、より健康的な生活に近づくことができるかもしれません。

食べ合わせの良い食品について探ります。

どんな食品同士の相性が良い?

2つの異なる食材を一緒に食べることで、その相乗効果により栄養の吸収率が上がったり、満足感が続いたりするようです。

これにより、健康的にも美容の面でも良いことがうかがえます。

では、どの食品を一緒に摂ると栄養するのでしょうか?例をご紹介します。

-豆と玄米
この組み合わせは、食物繊維を豊富に含みます。

また、筋肉を維持し、体内で栄養素を移動させるために必要な9つのアミノ酸すべてを含む完全なタンパク質源も生み出すことができるようです。

豆に含まれるタンパク質と食物繊維は、米に含まれる炭水化物の消化を遅らせ、私たちをより長く満腹に保ちます。

日本人によりなじみの深いのは、白米と納豆かもしれません。

白米に少し玄米を混ぜることで、より健康的な組み合わせになるようです。

また、専門家によると、全粒粉のパンとピーナッツバターを組み合わせることでも同様の効果が得られる可能性があるようです。

-ほうれん草と柑橘類
ほうれん草に豊富に含まれている鉄分を適切に吸収するためはビタミンCが必要なようです。

ほうれん草と柑橘類は、なかなか一緒に調理する機会がないかもしれませんが、たとえばサラダであれば可能かもしれません。

また、ほうれん草を豊富に含む食後のデザートに、柑橘類をいただくことでも良いかもしれません。

が、柑橘系の果物とほうれん草を混ぜても同じ効果が得られます。鉄とビタミンCのもう一つの魅力的な組み合わせは、フムスとピーマンにあります。「それは素晴らしいおやつになります」とオリベイラは言います。

-シリアルと牛乳
欧米の朝食の定番であるシリアルは、ビタミンDが強化されているものが多いようです。

このビタミンDと牛乳に含まれるカルシウムの相乗効果で、より栄養が吸収されるそうです。

ビタミンDのチカラにより、腸がより多くのカルシウムを吸収して血流に入るのを助けることで骨と筋肉を健康に保ち、神経が適切に機能するのを助けます。

-トマトとオリーブオイル
オリーブオイルやアボカドなどの健康的な脂肪は、がんに関連する細胞の損傷を防ぐことができる強力な抗酸化物質であるリコピンの体内への取り込みを改善する可能性があるようです。

リコピンは、トマト以外にも、スイカ、赤ピーマン、赤キャベツなどの他の赤い色合いの果物や野菜に含まれています。「リコピンは脂肪により、より効果的に機能するということがわかっているため、トマト入りのサラダにはオリーブオイルをかけることを習慣化すると良いかもしれません。

-りんごとピーナッツバター。
日本人にはあまりなじみがないかもしれませんが、リンゴとピーナッツバターを一緒に食べることで、食物繊維、タンパク質、健康的な脂肪という3つの栄養素がパワーアップするようです。

タンパク質、食物繊維、脂肪は腸内でより長く留まるため、これらの材料を一緒に食べると、果物だけを食べた場合よりも長く満足感を感じる可能性が高くなるようです。

そのため、食事やおやつに置き換えることもできるかもしれません。

-ターメリックと黒胡椒。
日本人では、食事のスパイスに、ターメリックと黒コショウを同時に加える機会もあまりないかもしれません。

ターメリックには強力な抗酸化物質であるクルクミンが含まれていますが、腸内での吸収は非常に困難です。

しかし、黒胡椒に含まれる化合物であるピペリンとブレンドすると、その吸収が劇的に高まり、ターメリックの抗炎症効果が高まるのだそうです。

-プロバイオティクスとプレバイオティクス
プロバイオティクスは、腸内環境を整え、生きたまま腸まで届く微生物、もしくはそれらを含む食品のことです。ヨーグルトやキムチなどがこれにあたります。

一方、プレバイオティクスは、プロバイオティクスのエサとなって善玉菌を増やす働きを持つ食品で、食物繊維もこの一種です。

これらの相乗効果で、腸内環境がかなり改善される可能性があるようです。

栄養上の注意点

特定の食品を組み合わせることは、より栄養価の高いものを手に入れる簡単な方法ですがいくつかの注意点もあるようです。

まず、人々が栄養を吸収する方法は非常に個人差があり、その効果もそれぞれです。

さらに、人によっては特定の食品の組み合わせを、一緒に食べる必要があると捉えることにも注意が必要です。

手元に一方の食品しかない場合は、食べなくなってしまったり、ほかの食品との組み合わせを楽しめなくなってしまう可能尾性があるようです。

食べ合わせの良い食品同士以外でも、その食材を使用して食事を楽しむことにも注目することも大切なようです。

食品から栄養素を摂ることも大切ですが、まずは食事を楽しむことも、長生きの秘訣と言っても良いかもしれませんね。

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引用文献:
Nutritional power couples

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