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肺がんは喫煙者だけの病気ではない?

2023年12月13日

健康と予防の生活習慣

肺がんは、世界で2番目に多いがんとして知られています。

ご存じの通り、タバコの喫煙は肺がんの原因となる可能性があります。

喫煙しない、そして喫煙している場合は禁煙をすることにより、肺がんのリスクが大幅に減少するとも言われています。

ただし、すべての肺がん症例が喫煙と関連しているわけではないようです。

喫煙と肺がんとの関連について探ります。

肺がんとは?

肺がんは、気管 (気管)、気管支 (気道)、または肺組織に影響を及ぼすがんです。

肺がんの主なタイプには、小細胞肺がんと非小細胞肺がんの2つがあることが報告されています。

このうち、非小細胞肺がんは、肺がんの約80%を占めると言われています。

非小細胞肺がんは、さらに3つのタイプに分類できます。

-気道の内側を覆う粘液細胞から発生する腺がん
-肺の中心近くで増殖する扁平上皮がん
-顕微鏡で検査すると細胞が典型的な細胞よりも大きく見える、大細胞がん

歴史的に、肺がんは女性よりも男性の方が多く罹患しているようです。

ただし近年、若い女性(30~49歳)における肺がんの増加が懸念されているようです。

EGFR+肺がんとは?

EGFR+ 肺がんは肺がんの一種で、通常は腺がんです。

喫煙によって引き起こされるのではなく、健康な細胞の成長と分裂に関与するタンパク質である上皮成長因子受容体 (EGFR) の変異によって引き起こされます。

この変異により、遺伝子は常に細胞に分裂するように指示し、がんを引き起こすと言われているようです。

このタイプの肺がんは、男性よりも女性に多く見られるようです。

また、喫煙者よりも、若い人や喫煙したことがない人で診断される可能性が高くなるようです。

多くのEGFR+は喫煙者や軽度の喫煙者ではないため、症状が現れても肺がんについて考えません。

そのような患者は、実際に明らかになったときには、すでにがんが進行していることがよくあるようです。

喫煙経験の有無にかかわらず、次のような症状に見舞われた場合は肺がんの可能性があることに注意する必要があるかもしれません。

-咳が続く(3週間以上)
-胸部感染症を繰り返す
-咳き込んでたんに血が混じる
-体重の減少
-原因不明の疲労感
-胸痛
-原因不明の息切れ

肺がんの治療選択肢と日常生活

肺がんは早期に診断されるほど、予後は良好になると言われています。

そのため、肺がんの早期診断はとても重要のようです。

早期に検出されたがんは、外科手術、光線力学療法 (PDT)、レーザー療法、近接照射療法 (内部放射線) などによって完全に除去できる場合があり、その後の治療は必要ないようです。

がんの診断が遅くなるほど、またがんの転移が進んでいるほど、より集中的な治療が必要になります。

まだ初期段階にあるようですが実際の研究では、ワクチンが免疫細胞を活性化することにより、一般的なEGFR変異による肺腫瘍の発症を予防する可能性があることが示唆されています。

このように、肺がんに対する研究は、日々進められています。

肺がんを避けるためには、日ごろから、キノコやニンニクなどのがん予防に最適と言われる食材を取り入れることや、たくさんの種類の食べ物をバランスよく食べること、良く動きよく眠ること、ストレスをためないことなどを心がけることがおすすめされています。

そして、喫煙している場合は、やめることを決意することが何より肺がんを遠ざけてくれることを忘れないようにと専門家はアドバイスしていますが、その場合には止めるストレスと同時に、何かの楽しみを一緒に取り入れることがおすすめされています。

しかも、その場合は、ワクワクするような楽しみや継続可能なことを選択することで、感情が楽しい方向に向かう結果として、禁煙がしやすい環境になるのだそうです。

気になる場合は、是非お試しください。

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引用文献:
Not just a smokers’ disease: Breaking the lung cancer stigma

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