帯状疱疹発症のリスクと摂取したほうが良い食べ物とは!?
帯状疱疹は体の一部が強い痛みやかゆみに見舞われる疾患です。
特に痛みやかゆみが強い場合、日常生活に大きな影響を与えることがあります。
その具体的な原因ははっきりとはしていないようですが、免疫力の低下や疲れなどを指摘されることが多いようです。
さらに帯状疱疹を防ぐため、また重症化させないためには、果物の摂取との関連性があるようです。
・帯状疱疹とは
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる、ウイルス感染症の一種と報告されています。
帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウイルスの再活性化によって引き起こされるため、水痘に感染したことのない方は、帯状疱疹は発症しないとされています。
水痘ワクチンにより、帯状疱疹を発症する例もあるものの、非常に稀とも報告されています。
症状は、皮膚に違和感を感じた数日後にかゆみや痛みを伴う小水疱が、体の一部に帯のように発症します。
・大人の帯状疱疹
水痘や水疱瘡にかかったことがない人には、接触感染などで水痘として感染する可能性があるようです。
大人になってからかかる帯状疱疹は、かゆみや痛みの症状が重いのが特徴の一つとなっています。
帯状疱疹は、水痘帯状疱疹ウイルスの再活性化によって引き起こされると説明されていますが、その引き金となるのは、過労やストレス、免疫力の低下などと言われています。
また、一般的には、体調を崩しやすい季節の変わり目に発症する方が多いようです。
年齢的には、50~70代の方に多いようですが、若くして発症する場合もあることでも知られます。
・帯状疱疹発症のリスクと摂取したほうが良い食べ物
帯状疱疹のリスクとビタミンA、B6、C、E、葉酸、亜鉛、鉄、さらに果物と野菜の消費の食事摂取との関連を調べた研究結果があります。
この実験はロンドンで、帯状疱疹にかかったことのない個人を対象にして行われました。
それによると、果物の摂取量と帯状疱疹のリスクとの間には強い関連があることがわかりました。
その結果、調べた微量栄養素の食事摂取量のほとんどは、いずれも調べた7つの微量栄養素の食事摂取量と発症リスクとの間に強い関連性は見られませんでした。
しかしながら、果物の摂取量に関しては異なりました。
週に1個未満の果物しか口にしなかった人は、1日に3回以上果物を食べた人と比較して、帯状疱疹のリスクが3倍以上であったことがわかりました。
・帯状疱疹関連の疼痛の治療におけるビタミンC
ビタミンCは痛みに対抗することができることは以前にもお伝えしたことがあるかもしれません。
発症後の痛みやかゆみを軽減させる方法の一つとして、ビタミンCの静脈内投与があるようです。
このように、ビタミンCは、帯状疱疹関連疼痛の治療においても、選択肢として使用されています。
ビタミンCを多く含む果物(例えばイチゴやキウイフルーツなど)を日常的に摂取するようにすることも良いかもしれません。
まとめ
帯状疱疹は、過労やストレス、免疫力の低下などが引き金となり、体内の水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化されて発症するウイルス感染症の一つです。
発症を少しでも抑えるためには、果物を日常的に摂取することが肝心のようです。
症状の軽減にはビタミンCの投与が効果的ともことからも、ビタミンを多く含んだ果物を摂取することの大切さがわかります。
帯状疱疹は一般的に、50~70代の方に多いようですが、若くして発症する場合もあります。
ちなみに私自身は、中学生の時に発症した経緯があります。
大変痛くてつらい症状を伴ったことを覚えています。
果物を一日に何個か食べるだけで、感染リスクが3分の1に低下するようです。
毎日何個かの果物を食べることは、帯状疱疹だけでなくいろいろな疾患の発症リスクをさげることでしょう。
果物の糖分に気を付けながら、毎日果物を食べる習慣を続けることは、健康や予防に貢献できる可能性が高いのかもしれませんね。
また、免疫力が低下しているときには特にウイルスが再活性化しやすいため、免疫力を保つことが重要です。
果物を含むビタミンCや抗酸化物質の摂取、十分な睡眠、ストレスの管理が予防につながりることも覚えておきたいですね。
引用文献:
https://x.gd/r3HHZ
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16330478/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33335639/
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2024年10月9日 記事の一部を追記いたしました。
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