自然のハーブ、ベルベリンのアルカロイドとその役割
自然のハーブから抽出されるベルベリンのアルカロイドは、大変抗菌作用が強く、多くの薬理作用を持っていることで知られています。
ベルベリンの持つ特性とどのような健康サポートのカがあるのかについての報告から、健康のヒントをお伝えします。
・ベルベリンとは
ベルベリンとは、メギやバラの根などの植物から抽出されるアルカロイドの一種です。
アルカロイドとは、植物由来の強い作用のある有機化合物のことを言います。
例えばトリカブトに含まれる猛毒のアコニチンなどもアルカノイドの一種です。
ですが、強力に健康をサポートしバックアップしてくれるアルカロイドもあります。
ベルベリンは、健康サポート成分に優れたアルカロイドと言えます。
・ベルベリンの健康効果
ベルベリンは、抗菌をはじめ、血糖値、脂質、糖尿病、癌などに対抗する複数の薬理作用を持っています。
また、研究により神経保護効果と心血管保護効果にも期待できることが分かっています。
また、下痢や大腸性疾患などにも効果を発揮するそうです。
ベルベリンの薬理効果は非常に協力とされ、医療の現場でもその効果に期待が高まっています。
・ベルベリンとメタボリックシンドローム
ベルベリンは、褐色脂肪組織というエネルギー消費を促進する物質の量と活動を増やすと言われています。
実験によると、脂肪性肝疾患の軽度の太りすぎの患者に対してベルベリンを一定期間投与したところ、褐色脂肪組織の質量と活動が増加し、体重が減少し、インスリン感受性が改善したことが報告されました。
これにより、ベルベリンの使用は肥満やメタボリックシンドロームに対しても有望な方法ということが分かります。
ベルベリンは、何千年もの間、アーユルベーダや中国の歴史の中でも使用されてきました。
ベルベリンは自然の植物からの恵みではありますが、抽出は一般的には難しいことで知られています。
そのために摂取の際は、サプリメントを利用されることがおすすめされてます。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27671811/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28290706/