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腸管漏れリーキーガットの食べ物や食事と生活習慣対応と予防

2021年02月08日

健康的な食事とダイエット

腸漏れや腸管漏れで知られるリーキーガット。食べ物や食事や生活習慣で対応や予防が可能という専門家がいます。

日本でも腸漏れと思われる反応やアレルギー反応も多く、報告からヒントを学びます。

小麦グルテンたんぱく質α-グリアジン:

小麦のグルテンたんぱく質でα-グリアジン(アルファグリアジン)は、腸漏れや腸管漏れと呼ばれるLGS(リーキー・ガット・シンドローム)と深い関りがあることが報じられています。
グルテンのタンパク質は、パンや麺類をはじめとする食べ物の生地に対して、吸水能力、凝集性、粘度、弾力性などを与えることで、小麦が持つ独特の焼き具合、しっとり感やモッチリ感をはじめとする品質を決定する上においては、とても大切な働きを持っています。

子麦類のグルテン反応と炎症:

子麦類は昔から欧米では主食に含まれ、日本でも人気の食べ物や食事に使われています。
今更そんなことを言われても、昔から食べてきてるのに、なぜ?と思われる人も多いのではないでしょうか。
グルテンや腸漏れのリーキーガットが大きな話題の1つになったのは、ハーバード大学のメディカルリサーチによる報告が大きかったかもしれません。

その報告によると、小麦に含まれるグルテンたんぱく質のα-グリアジンは世界共通で全員である100%の人に消化されずに、腸に影響を与え、腸漏れ又は頭からつま先までの炎症の入口になっているとのことでした。

アレルギー反応が体感できなくても、小麦不耐性や消化不良、子麦類の食べ物や食事の後の不快感や下痢、便秘、眠気、疲れ、口内炎、偏頭痛などの反応症状を経験する人はグルテンを消化できずにいることを身体が示すメッセージとされています。

炎症はフリーラジカルにつながり、細胞を壊したり、DNAを傷ついたりすることについて、腸と脳の関連性に詳しい研究者であり医学博士でもあるパルマター博士は繰り返し口にされています。
もちろん子麦グルテンだけが原因ではなく、他にも食物繊維不足、過剰な糖化、過剰な体脂肪、ストレス増加、過剰な抗生物質や胃酸調整剤なども原因として挙げられます。

腸内菌と腸内環境とマイクロバイオーム:

それらが総合的に腸内に存在する菌や腸内環境を狂わせたり、体内バクテリアや集合体であるマイクロバイオームの変化につながるとの報告やリーキーガットなどの文献もここ数年間で増加しています。
私たちの体内や身体の周り1メートル程度は微生物やバクテリアで覆われており、そのバクテリアの集合体のことをマイクロバイオームとも呼ばれています。

食べ物や食事の甘さや脂肪は身体に悪いのか?:

グルテンはさておき、食べ物や食事の脂肪について海外の専門家が近年伝えていることを紹介させてください。
腸管漏れのリーキーガットなどには小麦グルテン以外にも不自然な糖類だけでなく過剰な糖質も、その症状の原因になっていると言われています。

例えば、腸漏れや炎症に影響するとあれる甘味料には人工的な糖質だけではなく、ハチミツなどの自然甘味料も含まれるようです。
理由として、歴史上のほとんどの期間にそれらは存在していたとしても、食べてこなかったことも挙げられています。
甘い食べ物や食品として有ったのは、果物の甘さで、秋に育つ果物食品で、冬の厳しさに体脂肪を付けることで寒さに備えたと説明されています。

脂肪が多い食べ物はどうでしょう?

脂肪は甘さとは逆に、昔から食べられた食品とのことです。
例えば、近年人気食材のアボカドやココナッツオイル、ナッツ類、卵なども脂肪が多い食品群や食べ物で知られます。
脂肪を含む食べ物は身体に付いている体脂肪自体とは別物として考えられています。

脂肪食品が身体に悪いと言われるようになったのは、過去30年の期間だけだそうです。
実際にアメリカの調査では、食べ物や食品で低脂肪の食事を続けた結果、炭水化物や糖類が増え、アルツハイマー型認知症を患った人の数が一気に増えていると報じられています。

食べ物以外の生活習慣と腸漏れのリーキーガットなどの症状:

では、小麦食品や甘味料以外で腸管漏れのリーキーガットの原因になり、対応や予防におすすめされる生活習慣での内容はどのようなものがあるのでしょうか?

パルマター博士以外の専門家の意見をまとめると下記のようなことが良さそうです。
・有酸素運動を一日に平均すると20分程度(毎日行えば、記憶力がアップするとのこと)
心拍数の目安は180から年齢を差し引いた数が理想とのことです。

・ストレスは大きすぎたり多過ぎると、腸内炎症が発生しやすかったり、脳の記憶を落としたり消そうとするとのこと。

・感謝の気持ちや情熱、志を持って日々生活する。

・特別ではなく、昔の生活に戻すように考える。

・食べ物や食事以外でも一気に血糖値が上がるような生活を控える(怒りの制限など)。

・7~8時間程度しっかり睡眠。
など。

腸管漏れのリーキーガットだけに限らず、アレルギー反応や炎症が多い生活は他にも様々な症状や病気の原因にもなりやすいことが報告されています。

そのため、節度を持って、抑える時には制限したりしながらの生活がおすすめと言えそうです。

参照:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/17008153/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18975377/
Mind body green 2 surprizing connection your gut and your brainプログラムからデビッドパルマター博士へのインタビュー2017年3月17日
The Diabetes summit2017 マーク・メノァスチーノ医学博士へのインタビュー2017年3月17日

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