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心を穏やかに生活するためのハーブ類

2021年01月13日

健康ハーブ

不安を感じがちなこんな時代におすすめの、心を穏やかに過ごすためのハーブについての報告があります。

今回はをそのハーブ類の中からサフランとロディオラをご紹介します。

サフラン

サフランはとても美しい紫色の花を咲かせる植物で、ハーブとして使用されるのはこの花のめしべの部分です。
色や香りに特徴があり、スパイスとして主に料理に用いられることの多いハーブの一種です。
サフランライスをはじめ、パエリアやブイヤベースなど、地中海沿岸地域の料理などで良く使用されます。

サフランは、穏やかな気分の手助けとなる成分を持つことが分かっています。
サフランの色素成分であるサフラナールやクロシンが、リラックスホルモンであるセロトニンを作りだし、穏やかな気分に導きます。
うつ病や気分が落ち込んでいるときにも、幸せ気分を与えてくれるハーブとして人気があるようです。
女性特有のバランスによる気分の上下にも対応可能という研究結果が出ています。

また、サフランには血管拡張作用があり、血管を弛緩させます。
これにより、動脈硬化や心血管障害を予防することにも期待されています。

ロディオラ

ロディオラは、イワベンケイとも呼ばれる高山植物です。
料理などにはあまり使用されませんが、ロディオラもまた、体内のセロトニンやドーパミンの量を
調節することで穏やかな気分の手助けとなるハーブです。

また、ロディオラは古くから、心血管疾患、神経変性疾患、糖尿病、敗血症、癌などの多くの
疾患による損傷を保護する効果を持っていることも確認されているほか、インフルエンザの特効薬としても利用されてきました。
研究によると肺を損傷から守ることもわかっているため、今後も必要とされるハーブでありそうです。

このように、ハーブの力を借りることで穏やかでハッピーな気分を手に入れることができるかもしれません。
副作用のほとんどないハーブは体にやさしく、穏やかに効き目を発揮するともいわれています。
効率よく摂取するためにはサプリメントもお勧めです。
ストレスや不安感を感じるけれども病院は控えたいという方などは、ご検討されてはいかがでしょうか。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30127824/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31715370/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29510352/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29136602/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29134501/

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