疲れの慢性疲労や副腎疲労予防から改善の症状おすすめヒント
疲れやすい人の中には慢性疲労や副腎疲労も含まれます。
予防から改善に良くある状態や症状におすすめから健康増進のヒントを探ります。
日本以上に少なくとも表面的には疲れの慢性疲労や副腎疲労と診断される比率が高止まりしているとされるアメリカ。
人口が多く国土が広いこと、医療費や保険費用などが高いこともあって、予防から改善まで食べ物や食事、食習慣から生活習慣で行いたいという声もその分多いようです。
慢性疲労症候群や副腎疲労に詳しく人気の一人でもあるピーター・オズボーン博士による報告から健康増進予防などの報告があります。
同博士は患者さんの身体の状態や症状から下記のようなことをアドバイスされておられます。
疲れの慢性疲労や副腎疲労予防から改善の症状おすすめヒント:
睡眠について:
睡眠時間が短かったり、睡眠の質が良くない場合、身体は疲れやすく、集中や記憶力なども低下しやすくなると報告されています。
今はわかりませんが、数年前の調査では、日本人は他の先進国と比較しても、世界一睡眠時間が短い国民との報告もあります。
睡眠のおすすめは、予防で一般的におすすめされるのは7~8時間とされています。
既に疲れがあり、慢性疲労や副腎疲労の症状がある場合は、7時間では短く、8時間以上をおすすめされています。
特に睡眠やホルモンを考えると、夜10時から2時の間はしっかり睡眠時間とすることがおすすめとのことです。
寝つきが悪かったり、睡眠中に何度も夜中に目が覚める症状が続く場合は、まず日中に20分は日光浴をしたり、出かけることをおすすめされています。
また、ビタミンB群でも睡眠と関りがあるビタミンB12や、他のビタミンB群をはじめとする栄養素が不足している可能性もあるようです。
頭痛:
頭痛の多くの原因は頭そのもの以外にあることが一般的といわれます。
頭痛の原因の中には、アレルギー反応の原因になりやすい小麦のグルテンや乳成分のカゼインをはじめとするアレルゲンを食べ物や食事からしばらくの期間制限することで頭痛の予防や改善になることもあるとのことでした。
食べ物や食事以外でも、座る時間が長い現代人は前のめり姿勢や首や肩の前のめりも頭痛の原因にもなるようです。
座る時間が長いと筋肉のバランスも崩しやすく、頭痛の原因にもなりがちです。
食べ物や食事で頭痛の原因では、マグネシウムやビタミンB群(ビタミンB2やビタミンB12)、コエンザイムQ10などの栄養素不足や欠乏も挙げられています。
耳鳴り:
近年は耳鳴りの症状を訴える人の数が増えているとの報告がありました。
耳鳴りは別名耳毒とも呼ばれる症状です。
腸内環境との関連性もあるようで、プロバイオティクスを含む食べ物や食事を増やすことがおすすめされています。
また食べ物や食事の中で小麦や乳成分が多い場合、ビタミンCを沢山摂取することもおすすめです。
同時にグルテンなどを消化や分解しやすくする消化酵素を食前に飲むこともおすすめとのことです。
甲状腺:
甲状腺は女性が9割の割合で多い症状で知られます。
ストレスや睡眠不足など以外にも栄養不足など原因も様々といわれます。
特にチロシン、セラトニン、トリプトファンなどの栄養素が不足していると甲状腺問題に発展しやすいとのことです。
添加物や日常に含まれる化学物質:
現代は食べ物や食事をすれば多くの場合において添加物や化学物質が体内に入ってしまうことが報告されています。
環境の変化もあり、生まれる前の子供の中に含まれる不自然な物質の数は平均186品との報告がニュースになりました。
食べ物や食事では、食物繊維や発酵食品などの野菜類を含む食べ物や食事を増やすことがおすすめです。
お水や水分の摂取量が少ないとデトックスしにくくなりますので、水分補給は大切です。
生活習慣では、シャワーよりもお風呂に入って汗をかくことがデトックスにもつながりやすいためにおすすめです。
軽い運動をしながら、汗をかいてデトックスしやすい環境としておくのもおすすめです。
慢性疲労や副腎疲労をはじめとする疲れの原因はさまざま報告されていますが、上記の状態や症状などに気を付けながら、健康で予防に過ごすヒントとなれば良いですね。
情報源:
ピーター・オズボーン博士のBe Live TV
Over Coming Fatigue: Improve your energy
2017年4月11日
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