自己免疫疾患におすすめの食生活や生活習慣
自己免疫疾患に関する情報は近年増えています。
それだけ気になる人も多いと言えます。
自己免疫疾患におすすめの食生活や生活習慣から健康のヒントを探ります。
自己免疫は悪者?:
自己免疫疾患はアメリカだけでも3年前の報告で4,600万人と伝えられていました。
自己免疫自体、悪者でしょうか?
自己免疫は身体の中に敵と判断された場合に防御する目的で攻撃をしかけるという表現が使われます。
菌やウィルスが体内に入った時も排除しようと働きかけるのも役割の1つです。
身体を動かして筋肉を維持したり強化している時には、古い細胞を壊して新しく強くしてくれるのも自己免疫です。
その働きは、文字通り、自己免疫と抗体のチカラと言えます。
問題になっているのは、その力のバランスが崩れて高くなりすぎることです。
つまり、抗体を作っている量よりも、死滅している量が多い場合といえます。
自己免疫疾患の原因や引金と考えられている内容TOP5?:
では、なぜ自己免疫疾患は世界的に増えていると言われるまでになったのでしょうか?
自己免疫疾患の患者を数多く診ている2人の専門家の報告から下記に挙げる5つの主な原因や引金が観られました。
食べ物や食事が原因や引金に?:
自己免疫は身体を保護する時に外部からの異物に反応をするとお伝えしました。
昔には存在していなかった食べ物や食事は、身体が異物として認識しているとも考えられています。
例えば、添加物や農薬、食べ物や食事に含まれる水銀や鉛、品種改良や遺伝子組み換えが続けられた食品や食べ物も自己免疫疾患の原因や引金として報告されるようです。
ケミカルと自己免疫?:
食事を準備する、あるいは残った食品や食べ物や飲み物を保存する時には、何を使いますでしょう?
ガラス容器でしょうか?
プラスチック容器やサランラップ、アルミホイルなどでしょうか?
報告の中には、プラスチック原料が溶け出して食品や食べ物に入ることも自己免疫疾患の原因や引金にもなり得るというものもあります。
以前アメリカでニュースとなったのは、生まれてくる子供の10人中9人は平均186の有害物質が血管内に入っているという内容でした。
その多くは母親から引き継いだものだけでなく、環境汚染やケミカルという報告もあって、環境保護や自然との共存を意識する人が増えているとも報じられたほどです。
自己免疫と感染?:
少し前に食べ物や食事に使われる牛のBSEによる感染問題があったのを覚えていますでしょうか?
日本でも生の魚に含まれる寄生虫で食中毒に当たったとの報告もあります。
近年多くの症状と関連する1つの原因や引金に挙げられるイースト菌過多やライム病など、感染が自己免疫疾患の原因や引金の1つにも考えられているようです。
栄養不足や欠乏と自己免疫:
私たちの身体は今までに食べてきた食品や食べ物、食事あるいは食生活から構成されているといわれます。
そうだとすると、上記に挙げてきた食品や食べ物に含まれる物質とも関連してきます。
また、何らかの原因や理由で体内に十分な栄養素が消化や吸収されずにいる期間が長くなれば、栄養素不足や栄養素の欠乏の原因になることも考えられます。
実際に自己免疫疾患の原因の1つは食べ物や食事であることを強く公言する専門家も世界には多く存在しています。
ストレスと自己免疫:
ストレスは誰にでもあるものです。
ストレスが無い人はいませんが、あまりにも身体にとって負担が大きすぎたり、長く続き過ぎる場合には、気に掛けたいものです。
ストレスに負けたということではなく、理解したり、対応するために知ることは、自らの自己免疫と上手に付き合う上でもおすすめです。
自己免疫は健康や予防を考える上でも大切なことです。
日頃の食べ物や食事、食習慣や生活習慣を気に掛けることは自己免疫疾患の場合においても健康のヒントになりと言えるのではないでしょうか。
情報源:
The Diabetes(糖尿病) Summiet
2017年3月22~23日アメリカ開催
トム・オブライアン博士
ピーター・オズボーン博士