感染症となどとの共存に対するベルベリンのアルカノイドが持つ自然なサポート
日常生活に関連する過剰な毒素やアルコールや食品の過剰摂取による肝機能や代謝調節をサポートするために古くから利用されてきた多くのハーブの1つにアルカノイドのベルベリンが挙げられます。
北米では、自然界でベルベリンが持つその働きにも注目が集まっています。
ベルベリンの働きから、人気の秘密に迫ります。
ベルベリンとアルカノイド:
一般的な薬に対して、自然界のハーブ、その他の天然物質のアルカロイドによる感染症との戦いに役立つ可能性の調査は常に進行しています。
アルカロイドとは、天然の植物由来の強い作用のある有機化合物を指します。
トリカブトに含まれるアコニチンなどの強い毒性を持つものもアルカロイドの一種ですが、ここでは健康上有益な効果をもたらす成分についてお知らせします。
いくつかのハーブなどの物質から分離されたアルカロイドであるベルベリンは、抗菌作用、抗糖尿病作用、抗癌作用などの複数の有益な作用を持っています。
注目されている「潰瘍性大腸炎」は、慢性的で病因的に難治性の炎症性腸疾患です。
ベルベリンは、研究や実験により大腸炎に対して保護効果を発揮することがわかっています。
慢性的な腸の炎症における根本的な分子メカニズムは未解明のままですが、慢性の潰瘍性大腸炎におけるベルベリンの治療効果と免疫調節に関しては明らかとなっています。
ベルベリン治療はまた、腸のバリア機能を維持し、組織の線維症を矯正することができることが分かっています。
ベルベリンは上記以外にも、糖レベルをサポートし糖尿病の予防や治療にも期待されています。
また、その殺菌力の強さから抗がん作用に関しても大きな期待をされています。
昨今はウイルス感染症だけではなく、様々なことで暮らしにくい世の中となっています。
薬だけではなく、植物の持つ天然の力が私たち人間を助けてくれる可能性にも大きく期待したいものですね。
参考にした情報:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30597911/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32332711/
https://nutritioninfocus.clinicaleducation.org/?s=alkaloid