ラクトバチルスラムノサスのプロバイオティクスで強くなる
ラクトバチルスラムノサスは、ラクトバチルス属の中のラムノサス株で、ウィルスや感染への可能性が評価されているプロバイオティクス細菌です。
乳酸菌の一種であるラクトバチルスラムノサスは、ラクトバチルス属の中のラムノサス株という意味です。
ラクトバチルス属は、ヨーグルトなどの発酵に古くから用いられてきた乳酸菌です。
胃酸に強く生きたまま腸まで届き善玉菌として働く菌株です。
さらにラクトバチルスラムノサスは、腸の健康だけでなく、粘膜を含む全身の免疫強化にもかかわっていることが分かっています。
インフルエンザなどの感染症から、HIV(後天性免疫不全症候群)にまで対抗する力となり得ることで期待が高まっています。
特に、インフルエンザなどのウイルス感染症は、急性の呼吸器疾患を引き起こします。
ウイルスの侵入部位が上気道の粘膜である場合、粘膜の免疫も増強できるラクトバチルスラムノサスなどのプロバイオティクスは、
感染に対する重要な防御壁となり得ます。
インフルエンザなどの呼吸器ウイルス感染症は、ワクチンや抗ウイルス剤により制御されることが多いとされますが、その数は限られていますし副作用も気になります。
ウイルスの防御には、自分の体の体質改善もしくは免疫力強化に頼るのが心強い方法かもしれません。
免疫力強化のためには乳酸菌が良いということはよく知られるところとなりましたが、乳酸菌であれば何でも良いということではありません。
安いからといってヨーグルトをまとめ買いすればよいというものでもなさそうです。
ラクトバチルスラムノサスは、主にキムチやぬか漬け、味噌汁や納などの和食に多く含まれます。
欧米化、近代化の世の中ですが、食事の面では古くからの乳酸菌を含む和食やローフードを大切にして健康を維持したいですね。
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参考にした情報:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30040991/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25304268/
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