健康的な習慣を身に付けたい人におすすめの方法
健康的に過ごすには、健康的な思考や習慣を身に付けることがおすすめです。
新しい健康的な習慣を身に付けたい場合におすすめの方法を探ります。
日々の習慣の４３％は考えずに行っていることが、大規模な調査で判明しているようです。
そのような調査を行うと共に、新しい習慣を身に付ける方法の研究を行う世界的に有名な専門家からおすすめのヒントを学びます。
楽しければドーパミンが出るし、喜びにも変わることが報告されています。
ただし、ドーパミンや件公的な習慣に詳しく、世界的に知られるウェンディ・ウッド博士の研究では、ドーパミンは1分しか出ないために、喜びはすぐに平常心に戻るとのことです。
また、習慣にしても慣れてくると、そのドーパミンは出にくくなるようです。
そのために、ご褒美も楽しめるようにすることがおすすめであり、カギでもあるようです。
良い習慣のつくり方のヒント：
では、実際に彼女が経験して打破した経験と方法とはどのようなことだったのでしょう。
ウッド博士は、腰痛になってから、嫌いな運動をして筋肉を強化しないといけないと思った経験があったそうです。
筋トレを数日試したものの、気持ちが高ぶらずに、やる気も出ず失敗をされました。
しかし、また腰痛がひどくなったことから、どうしたら楽しめるかを考えた結果たどり着いたこと。
それは、彼女の場合は普段観ることのないテレビ番組を見ながらトレーニングをすることで楽しさを感じるようになり、楽しく継続できるようになったようです。
つまりは、やらないといけないことをただやるよりも、何かと組み合わせることは、違う化学反応を生み出すということです。
もう１つ彼女の経験からご紹介します。
ウッド博士が実際に行ったヒントの１つは保険に加入しないといけない場合でした。
アメリカは国民皆保険が無いことから、民間保険も日本以上に高くつくことが一般的です。
その費用は本来、他の楽しみに回したいものの、そうしてしまうと何かあった時の懸念や不安心がぬぐえずに探しはじめることにした。
彼女がたどり着いた答えは、タバコを吸わない割引、病院にかからなかった場合の戻り金が合うとし、その分、筋力を落とさずに予防にチカラを入れることを喜びやご褒美となったとのことです。
つまりは、ただただ自分と異なる考えを受け入れるよりも、相乗効果が出るような内容に変えてしまうということでした。
その一方で、悪い習慣で辞めたいけど、辞めれない場合のおすすめの対処方法も紹介されました。
アメリカのタバコ習慣を例に出されています。
政府はタバコの広告を締め出し、お店でも簡単に購入できない仕組みを作り、金額を上げ、タバコの箱に肺がんのリスクが高まるというフレーズと共に肺のリアルな写真を出した結果、すぐに結果が出始めたそうです。
それは、不健康な習慣でも同じだそうで、身近なものにせず、面倒なものとすることや嫌な思いをすることが効果的でおすすめということでした。
健康的に新しい習慣を身に付けたり、嫌な習慣を辞めるにも、ドーパミンを上手に使うことがおすすめのようです。
参考にした情報：
ライフ・チェンジング・ヘルス・サミット（シカゴ開催）７日目
２０２０年１月２８日
ウェンディ・ウッド博士へのインタビュー
