癌と心臓病から身体を守る予防に最もおすすめの食べ物や食事とは?
癌や心臓病のような病気から身を守りたいと思うのは一般的な考えです。
大規模な調査研究に明らかになった最もおすすめの食べ物や食事とは?
イギリスの大規模調査で明らかになった癌と心臓病から守る食事:
イギリスのUniversity College Londonが2001年から2013年にかけて65,226人を対象に癌と心臓病と食事の関連性について行った大規模な調査が世界に衝撃を与えた有名なニュースがあります。
残念ながら、日本でそのニュースが大きく報じられることは無かったのかもしれません。
その調査では、結果的に1日に食べ物や食事で食べる内容によって、癌と心臓病になる確率がどの程度変わってくるかを報告していました。
では、その食べ物や食事の内容とはいったい何なのでしょうか?
癌と心臓病予防で身体を守る食べ物や食事の内容:
行われた調査では、1日に何カップ程度何を食べたかでリスクを報告しています。
ある種の食べ物を食事でどれたけ食べると大きくリスクが減るのでしょうか?
その報告では、その食べ物を食事で1回も摂取しない場合、1日7カップ程度食べた場合と比較すると癌であれば25%リスクが減るとのことです。
また、心臓病では31%リスクが減るという結論でした。
そして、全体的では、毎日7カップ程度の野菜や果物を食事で食べることで、42%も癌や心臓病のリスクを減らすことができるということでした。
ちなみに1~3カップでも食べなかった場合と比較した場合、14%リスクを減らすことができたようです。
3~5カップの場合は、29%リスクを減らせたとの報告です。
5~7カップだと36%減らせました。
もちろん、癌や心臓病は食べ物と食事だけで測れるものではないと思いますが、気になる場合は、やはり食べ物や食事の中心を野菜にすることの意義は大きいと言えそうです。
参考にした情報:
Oyebode O, Gordon. Walker A. Mindell.
Fruits and vegetable consumption and all cause.
cancer and CVD mortality: analysis of Health Survey for England data.
Journal of Epidemiol Community Health.
Mar. 31, 2014.