腸内を健康に保って不安やうつ症状から離れる今昔比較おすすめ習慣例
腸内と脳の働きがつながっていることについての報告が増えています。
腸内の環境を健康に保つことで不安やうつ症状から離れることも可能で、おすすめされる習慣の例が紹介されています。
腸内環境も脳も変化を続ける現代:
そもそも腸内環境も脳に関連する印象の不安、うつ症状、認知症、発達障害などについての話題が増えているのでしょうか。
専門家曰く、原因の1つは、昔と異なる現代の生活習慣や食習慣にありそうです。
昔の生活は一般的に日が明ければ外での作業が始まり、日が暮れるまで続くことが多く、できることが限られていたために、それ以外のことを考えたり、行ったりするのは大変だったようです。
そういう意味では、現代の生活は便利で、やりたいことも手に届く環境にあると言えるのではないでしょうか?
腸内環境や脳を健康に保つために専門家が昔と今を比較して考えることをおすすめしています。
おすすめする習慣の例は下記のとおりです。
・食事の内容を選択する:
昔の食生活では選択肢も加工のような日持ちする技術も今のようにはいきませんでした。
昔は生活のための食事でしたが、現代は頭を楽しませるための食事になってきているといえます。
腸内も脳の健康も選択することで、大きく左右される時代といえます。
・睡眠:
日が暮れたら寝る、太陽が昇ったら起きる生活とは異なり、電気のおかげで便利にも不便とも言える点も存在しています。
・運動:
昔は生活自体が身体を動かすことと密接だったために、わざわざ運動をして健康を保つという概念は無かったようです。
・断食:
獲物や農作物が無ければ自然と断食する生活でしたが、今はいくらでも我慢せずに食べることができる時代。
臓器は24時間働き続けることからも、時には休ませてあげることが大切です。
とりわけ、昔にはなかった人工的な物質は身体にとっては、消化や吸収、排出にも大変な力が必要といわれます。
・ストレス:
昔は他に考えるゆとりがなかった生活が一般的でしたが、今は何でもできる分、ストレスにもつながるようです。
大変なこと、悪いこともストレスにつながりますが、楽しむこと自体にもストレスの原因になりえます。
・座りっぱなし:
座っている時間が年々増えているという報告もあります。
・電磁波:
デジタルに頼り過ぎることでの負担が増えているとの報告があります。
・薬:
薬に頼り過ぎるより、根本の原因を考えてアプローチすることも大切。
・自然との共生:
自然と共生するという日本独特の考えは他国にも通用する時代になりました。
・社会とのつながり:
益々一人で過ごす時間が増えているとう統計がありますが、社会とのつながりを持つことも。
・人の役に立ち、感謝し、感謝される:
人のことを考え、役に立つことは、腸内にも脳内の健康にも大きく関係し、不安やうつ症状も出にくいのだそうです。
・体温を下げない:
屋内での時間が増え、座っている時間も増え、身体を動かさずに済む時間が増えると、体温は下がりやすい傾向にあるようです。
上記は、言われてみれば、毎日の生活と大きくつながっている習慣ばかりではないでしょうか。
それで腸内も脳内にも関りが深いということのようですし、生活の在り方を見つめなおす時期に来ているとのことでした。
参照元:
Anxiety summit 5(英語)
Hyla Cass博士、Tom O’byan博士、Donna Gate’s博士、David Perlmutter博士へのインタビュー
2019年11月13~15日