片頭痛の調査報告からビタミンD不足と補給のおすすめ?
2019年08月28日
世界的に片頭痛は50歳未満の年齢層ではとりわけ主要な障害の原因として報告されているようです。
近年注目される栄養素の1つはビタミンDですが、その片頭痛とビタミンDには密接な関係にあるとの報告もありそうです。
片頭痛とビタミンDの関連について:
頭痛の種類でも片頭痛は良く耳にする症状といえます。
近年人気で注目を集めていたり、おすすめされる機会が多い主要なビタミン類の栄養素にはビタミンDがあります。
偶然にも?その片頭痛とビタミンDの関連性についての興味深い報告がありましたので、ご紹介します。
片頭痛の人はビタミンDが低く、ビタミンDが低い人は片頭痛の傾向に?:
アメリカの国立医学図書館が運営するデータベースのPubMedの報告に、ビタミンDの値を上げることは片頭痛のリスクにつながる可能性を示唆した報告があります。
調査報告では、片頭痛の患者さんは健康な人と比較した場合に、ビタミンDの値が低い傾向にあると結論付けられていました。
その一方で、ビタミンDの値が低い人はまた、片頭痛持ちである傾向にもなっているとのことです。
他の総合的医療関連のデータベースをとりまとめた調査でも、似たまとめがあったとのことです。
その調査結果では血中でビタミンDを増やすことが片頭痛の発作頻度を減らす可能性についてまとめてありました。
更なる研究が期待されると共に、片頭痛を何とかしたい人にとっては朗報となるかもしれません。
最も簡単でおすすめな方法は、日光浴といえます。
私も頭が痛かった時に太陽の光を浴びていると、自然と痛みが減った経験を持っていますが、それは、ビタミンDが体内で増えたおかげだったのかもしれません。
参考にした情報:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30341768
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31377873