甲状腺機能の健康に原因と予防を知って試してみる
甲状腺機能についての健康はあまり語られていません。
甲状腺機能に関わる症状や疾患の原因として報告を知って試してみることが予防と健康につながるかもしれません。
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なぜ女性は甲状腺に気を付けたい?:
甲状腺という言葉をきくと、男性というよりも女性に大きく関係しているようなイメージがあるのではないでしょうか?
それは、実際に甲状腺の疾患や橋本病、関りが大きいとされる自己免疫疾患の男女の比率と関係があるように思います。
甲状腺機能の症状や関連性が伝えられる橋本病や自己免疫疾患といった症状の多くは男性よりも女性に多く見られることが報告されています。
おおよその数字として、男性は10人に1人の割合で、女性にいたってはその2倍にあたる5人に1人と報告されています。
現状での対処方法?:
橋本病や自己免疫疾患の症状を長らく経験し、甲状腺機能の低下でも長年にわたり若い頃から苦しみ、政府機関で働いてきた経験を持つ欧米で著名な薬剤師でもあるイザベラ博士によると、一般的な西洋医療では、様子を観ながら、必要に応じて甲状腺機能に関わる薬が処方されることが一般的な対処方法とのことです。
イザベラ博士の場合は、橋本病や自己免疫疾患と診断されてから処方された薬は効果的だったものの、月日の経過と共に効き目を実感できなくなり、次第にどの薬も合わなくなったことが原因で薬剤師という職業柄もあり、とても考える日々が続いたようです。
彼女のように薬が効かなくなった場合に、どのように対処することが多いのでしょうか?
甲状腺症状の原因を知る:
自己免疫疾患や橋本病、甲状腺機能の症状や疾患の経験をし、多くの患者さんと長年向き合ってきたイザベラ博士によると、共通する原因がいくつか考えられるとのことです。
それらの原因として考えられるのは、下記が挙げられています。
・ストレス過多(長く続くストレス、あるいは大きなストレスが一時的にかかった場合)、
・慢性的な疲労が続いたり、睡眠不足が長らく続いた場合、
・栄養不足や栄養不良など、食べ物や食事による栄養に関わる原因、
・長年続くアレルギー症状、
・たくさんの有毒物質に囲まれる生活(家庭内における日用品も含め)、
・感染症、
・将来への重いあるいは長い不安や心配から、
・ひどいいじめにあった経験から、
・血糖値のバランスが崩れる状態が続くことから、
など
甲状腺とグルテンフリーの食べ物や食事のアンケートから予防のヒント?:
政府機関に長らく勤めたイザベラ博士の利点ともいえる1つとして、政府機関が行ったアンケート調査に目を通す機会が普段から有ったようです。
2232人に行った食べ物や食事の中で小麦粉などに含まれるたんぱく質のグルテンを抜くいわゆるグルテンフリーと甲状腺症状とのアンケート調査があったようです。
甲状腺機能が思わしくない人たちがグルテンフリーを継続した結果、そのアンケート調査では88%もの人が体調も気分も良くなったという内容にたどり着いたということでした。
彼女が知る研究報告の中には、爪ほどの大きさのグルテンでさえも、3カ月程度にわたり、身体に影響を与えているのだそうです。
グルテンの語源は、グルーという日本語いう「くっつく」という意味を含む言葉が影響しているとも報じられています。
グルテンフリーの食事やダイエットが流行している裏には、そのようなことが関係しているのかもしれません。
グルテン以外の食べ物や食事に含まれる栄養素と甲状腺?:
グルテン以外で、食べ物や食事に含む栄養素で橋本病、自己免疫疾患、甲状腺などの症状や疾患と関係している可能性が報じられているのが、乳製品です。
乳製品に含まれるカゼインというたんぱく質は、近年悪者のように取り扱われることもあるように思います。
乳製品は賛否両論があるかと思いますが、多くの人にとってそれらが原因になっているかどうかを知る簡単な方法は、数週間にわたって、その対象となるたんぱく質を含む食べ物や食事を一度しっかりと止めてみるということがおすすめされます。
アメリカでは良く知られるクリーブランドにあるクリーブランド・クリニックで甲状腺などをはじめとする症状や疾患について博学で国内外で人気も高いマーク・ハイマン医学博士の言葉をお借りすると、グルテンや乳成分は問題ないという人もいるものの、多くの人が実際にそれらを一定期間において、食べ物や食事から除外して試してみることで、少なくともその人の身体には合っていなかったということを実感する人も少なくないといわれています。
その他にもアメリカにおいては、穀物や大豆、卵なども対象に加えられることもあります。
甲状腺や橋本病などと関連する食べ物や食事に含まれるおすすめの栄養素?:
では、その一方でおすすめされる食べ物や食事に含まれる栄養素も存在しています。
その例として挙げられることが多いのは、下記の通りです。
・一定の魚と限られた肉類に含まれる栄養素のビタミンD、
・セレン(セレニウム)、
・ビタミンB12、ビオチンなどを含む総合ビタミンBの栄養素、
・鉄分、
など。
上記は、気になる場合や予防と健康に気に留めてみることはおすすめといえそうです。
参考にした情報源:
The cause(原因)of Thyroid(甲状腺)imbalance(バランスの崩れ)
The root cause of Thyroid imbalance
イザベラ・ウェンズ博士
2016年11月15日