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認知症やアルツハイマーと診断されたらどうする?

2018年10月12日

健康脳

アルツハイマー型なども含め認知症と診断されたとしたら、どのような対処が必要、あるいはおすすめなのでしょうか?

 

アルツハイマーと認知症の会合の中で食べ物からライフスタイルに至るまで対応のためのおすすめ方法が報告されていましたのでお知らせします。

 

認知症の種類:

日本でも最も多い認知症の種類がアルツハイマー型認知症であることが報告されています。
その割合は、レビー小体型認知症と前頭側頭型認知症がそれぞれ約20%程度に対して、約60%以上がアルツハイマー型認知症に当てはまるようです。

アルツハイマー型認知症の患者の数や割合が日本よりも多いとされているアメリカの現状は、乳がんと子宮がんを足した数よりも多くの人がかかっていると伝えられているほどです。

 

アルツハイマー型認知症とは?:

アルツハイマー型認知症については、アミロイドベータ(β)とよばれるたんぱく質が脳内に蓄積されることによって、神経細胞が減ってきて、その結果として脳の萎縮が進行する症状であることがわかっています。
神経細胞が減って来たり、脳の萎縮が進むことは、記憶にも影響を与え、少しずつ症状が進行していくことが認識されています。

 

認知症の早期症状にみられやすい共通した症状?:

アメリカで開催されたアルツハイマーと認知症のサミットでは、早期症状に共通した下記のような兆候が見られることが少なくないとの報告もありました。

・脳にモヤや霧がかかったような状態で頭がすっきりしない。

・やる気がなかなか起こらない日が続く。

・気分の落ち込みやうつのような状態、気分が不安定な日々が続く。

・集中するのに時間がかかったり、持続しなかったりする状態が続く。

・何をしてもすぐに疲れやすい状態が続く。

・睡眠薬の手助けを必要とする時期が続く。
など、いずれも脳や神経と関りがあったり、影響があったりするような状態が続く傾向にあるようです。

 

ストレスと食べ物やライフスタイル:

アルツハイマーや認知症と大きく関りがありそうなものの中には挙げられがちなのが、ストレス、食べ物や飲み物と食事、そしてライフスタイルです。
今回のサミットでは食べ物や食事の後にどう感じるかということも重要で、食べ物を食べたり食事の後にエネルギーを感じる場合は良い食事で、食後にどんよりしたり、何か満足感がなかったり、しんどくなったりする場合には食べ物や食事の内容を見直すことをおすすめしていました。

アルツハイマーや認知症と食品の関係の中に挙げられた内容としては、下記の食品が含まれていました。

・加工食品全般、

・人工的に作られたトランス脂肪酸をはじめとする産業油(天然植物や動物抽出とは異なります)、

・遺伝子組み換え食品(特に小麦、とうもろこしなど)、

・乳製品、

・糖類の中でも特に人工的な甘味料や糖類、

・アルコールや化学薬品類、

など。

一方でおすすめされた食べ物や食事にはご想像のように、野菜や果物、天然界から抽出された油、良質なお水などが含まれていました。

ライフスタイルの中では睡眠不足や良くない睡眠の質、怒りや怒り、大きなストレスやトラブル、運動不足、興奮し過ぎなどの影響を受けやすいとのことでした。

 

判明したり、診断されたらどうするか?:

では、もしもアルツハイマーや認知症と診断された場合にはどうするかという問いに対して、下記がおすすめされていました。
・食べ物や食事の中から、小麦や乳成分、糖類を制限したり、止めたりする。

・食べ物や食事の内容や食べる順番で血糖値が一気に上がらないように心がける。

・アルコール類を制限しながら、お水を可能な範囲で摂取しながら解毒しやすい身体を目指す。

・スマートフォンなどの電磁波を制限する。

・抗炎症の食べ物や飲み物、栄養素を増やす。

・しっかりと睡眠時間を確保する。

・歩いたり、ハイキングをしたり、出かけたりして運動量を増やす。

・部屋で過ごす時間が長すぎないように心がける。
など。

 

上記を考えた場合には、現代社会ではどうしても影響を受けやすい状態になりやすいといえるのではないでしょうか?

気になった場合や予防を心がける時は、意識的に留意しておくことがおすすめといえそうです。

 

参考にした情報:
アルツハイマーと認知症のサミット(アメリカ開催)
2016年7月28日
デイティス・カラザイアン医学博士のプレゼンより

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