慢性的な炎症かどうかを知るサインと抑えの基本例
慢性的な炎症が体内で発生している場合にありがちな症状例が有り、同時にその炎症が慢性的かどうかの見分け方のサインも報告されています。
炎症を鎮めたり抑えたい場合におすすめされる食事と生活習慣の基本例についてもご紹介。
炎症は必ずしも悪いことばかりではい?
炎症と聞くと花粉症やアトピーなども含めてアレルギー反応のような症が思い浮かぶのではないでしょうか?
それら以外にも実は炎症の中には良いこともあります。
例えば、運動時に筋肉を使って鍛えられる時も炎症が発生しますし、風邪、インフルエンザ、花粉症、何かのウィルス感染やケガをした時にもカラダを保護する助けのためにも炎症が発生します。
そのために炎症といっても様々な種類があることがわかります。
今回ご紹介したいのは、慢性的に体内で発生している慢性炎症についてです。
慢性的な炎症といってもわかりにくいのではないでしょうか。
症状の例を例を挙げると、アトピー性皮膚炎などのアレルギー、がん、アルツハイマー病、関節痛リウマチ、副腎疲労、自己免疫疾患、肝炎なども慢性的な炎症といえるようです。
慢性的な炎症が体内で発生している場合に、可能性として下記のような症状やサインが出ることが多いようです。
-お腹周りの脂肪が減らない。
-いつも疲れているように思う。
-偏頭痛が続いている。
-食べ物の不耐性や消化不良(特に小麦に含まれるグルテン類、乳製品、大豆などに反応する)
-皮膚の湿疹や赤み、かゆみが続く
-香水や柔軟剤、特定の食品売り場や日用品売り場で香りをかぐと気持ち悪くなる。
-ホコリやカビのある場所に行くと頭痛や気分が悪くなったり、動けなくなったりする。
などが良くカラダが慢性的な炎症の場合に挙げられる症状の例といえます。
気になっている場合におすすめできることも同時に存在しています。
初期的な場合に抑えたい基本のおすすめ例:
-炎症に詳しいクリニックなどの専門家に相談してみる。
特に薬だけを出して終わりよりも、食べ物や飲み物などの食習慣についてや生活習慣などについても説明や相談ができれば、根本的な原因が知れたり、改善のアプローチができるために尚おすすめといえます。
-炎症を加速させる食べ物や飲み物を控えて、改善の補助となる食べ物や飲み物を増やす。
アレルギー反応がしやすい小麦粉や乳製品をはじめとする食べ物や飲み物は健康な人が摂取しても体内で一時的に炎症が発生しているともいわれます。
他にも炎症を加速しやすい食べ物や飲み物の例として挙げられやすいのは、冷たい食べ物や飲み物、糖類、加工食品、添加物、アルコール類などが良く報告されています。
その一方で炎症改善の補助としておすすめされることが多い食べ物や飲み物の中には、魚に含まれるDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸、植物性では亜麻仁油やエゴマ油などのオメガ3、一部の海産物や肉類、野菜や一部の果物類等。
野菜の中でも留意が必要とされる食べ物もあり、トマトやナスなどのナス科野菜は炎症が発生している場合にはあまりおすすめされません。
-体を動かす運動をする。
スポーツなど身体を30分程度でも動かして筋肉を活性化させることは炎症と関わる脂肪や物質にも関係があるといわれていることからもおすすめされています。
-睡眠を十分に!
寝ている間に炎症を抑えたり、免疫力を回復させたりと睡眠中には様々な利点があるようです。
一般的には7-8時間程度の睡眠がおすすめされていますが、慢性的な炎症の場合には更に1時間多く必要ともいわれます。
-ストレスを減らす
ストレスは誰にもありますが、栄養素を消費したり、精神的に乱れやすくなったり、睡眠を阻害したりする原因にもなっているようです。
-日光浴を楽しむ
ますます太陽の光を浴びることの重要性が説かれる時代になっています。
日光浴をすることでビタミンDが体内で生成されますが、そのビタミンDが持つチカラが多く報告されてきていますので、今後は日本でも注目されるビタミンの1つになるのかもしれません。
参考にした情報:
あなたの体内で炎症の7つの早期警告サイン
7 Early Warning Signs of Inflammation in your body
2017年12月16日
情報ページ:ビタミンDとは?