健康に欠かせない精神とココロについて
健康は身体だけではなく、精神的な点やココロ(心)の状態によっても大きく左右されるものの、置き去りにされていることが少なくありません。
健康に欠かせない心がけておきたい心の状態についてのご紹介です。
精神的な部分や心の状態が安定していない場合においては、健康を維持することが難しくなったり、健康を崩す結果を招くことも考えられます。
心が健康でない場合に、下記のような身体に影響を及ぼすことも考えられます。
・睡眠の質
寝ようと心がけても何かが気になったり、心配になったり、不安に感じたりすることで寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めたりすることはないでしょうか?
そんな時におすすめなのは、夜に深く考えずに朝に考えようと決めること、気になることをメモで書き出して根本的な原因を探ること、夜中に目が覚めた時にはとにかく作り笑いでも笑顔になって楽しいことを考えることなどもおすすめです。
・胃腸内環境や口内環境の変化
心が健康でなかったり、精神的に不安定だったりすることで、胃腸内に存在する菌や微生物に影響が出ることがあるようです。
その場合には、口内環境にも同様に変化することが考えらえます。
・栄養素の消費
不安や心配事などが重くある場合には体内で栄養素が消費されることも報告されています。
それらがきっかけで、消化不良を起こしたり、便秘や下痢になることもあるようです。
ゲップやガスが増えてくると消化不良に傾いていることも考えられますので、大切なサインといえます。
・ホルモンバランスの乱れ
健康的に幸福感がある場合にはなくても、ココロが不安定な場合にはホルモンバランスの乱れにつながる場合もありそうです。
ストレスホルモンでも知られるコルチゾールが乱れたり、睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニン、幸せホルモンで知られるセロトニンなどに影響が出てくると睡眠の質にも関りが出てくることが報告されています。
東洋思想の父とも呼ばれる安岡正篤先生は、健康の三大原則として挙げられている点にとても共感できますので、下記にご紹介致します。
・心の中にいつも喜びを
どんなに辛い状況にあったとしても、苦しいことばかりだったとしても、いつも心の中に喜びのココロを持つように心がけるようにすること。
・心の中にいつも感謝を
いつも感謝の気持ちを持っている人と話をしていると、ココロが綺麗に保てそうです。
感謝の想いを忘れずに日々を過ごしたいものです。
・絶えず良いことをしていきたい
いつも心の中心に良いことをしていきたいという気持ちが大切と説かれています。
自分以外の人や社会にとっても良いことをしていこうという志は身体の健康にもつながるようです。
いつも喜び、感謝、良いことをしたいという3つの原則を心の中心に置いておくことが、健康的な身体や精神、ココロにつながるように思います。
参考にした情報:
安岡正篤一日一言
健康の三原則 P19