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胃腸内環境やマイクロバイオームが健康かどうかの見分け方

2017年12月04日

ダイエット

 

胃や腸内環境と腸内に多いマイクロバイオームが健康かどうかによって私たちの体調は大きく変わります。

食べ物の消化や脳の働き、体調を左右する免疫の70%は腸内環境で左右されることからも、その見分け方を知ることがおすすめです。

 

マイクロバイオームと腸内環境:

私たちのカラダははバクテリアまたは微生物、あるいは常在菌などでできていることが報告されています。

その微生物自体はマイクロバイオータと呼ばれ、その集合体のことをマイクロバイオームと呼ばれています。

マイクロバイームは私たちのカラダを覆ってくれていることで外敵から守ってくれている以外にも体中に存在していることでも知られていますが、体内で一番多いのが腸内と報告されています。

腸内環境は良くいわれる善玉菌、悪玉菌、そしてどちらでもない日和見菌がいることでも知られますが、腸内環境が優れていたり体調が良い時には善玉菌が優勢な状態にあり、体調が崩れがちの時や優れない場合にはそのバランスが崩れているために、日頃から善玉菌が優位な状態が理想とされています。

腸内のマイクロバイームは健康全体を左右しているといわれるのは、いくつかの理由があります。

1つは食べ物や食事の後に消化を上手くしてくれるかどうかは腸内環境に大きく左右されるからで、腸内環境で善玉菌が優位になっていない場合には特に食べ物の消化がしにくい状態にあったりすることがわかっています。

また消化以外にも全く関係がなさそうな脳の働きとも相互関係にあり、腸は第二の脳と呼ばれるのもそのためともいわれています。

そして、私たちの体調がどうかを左右する免疫力の70%が腸内環境で決まることでも知られていることからも、腸内環境を整えることは優れた体調を維持する一番の近道といえます。

とはいえ、腸内環境がどうかとか、善玉菌が優位かどうかというのは、なかなかわかりにくいのではないでしょうか。

 

マイクロバイームや腸内環境、善玉菌などが健康かどうかを自分の体調である程度判断できることがわかっています。

腸内環境があまり健康ではない場合にでる症状として、下記のような症状が挙げられることが多いようです。

腸内環境が良くない場合の症状例:

・便秘や下痢気味。

・午前中にお通じが出ない。

・ガスやゲップ、食べ物が逆流していたりする症状。

・食べ物や食事が消化されてず停滞したまま動かない症状が続く。

・胃やお腹が張ることが多い。

・十分に食べたのにすぐにお腹が減る。

・食べ物にアレルギー症状や反応、不耐性がある。

・頻繁に風邪を引いたり、感染したり、体調を崩しやすい。

・いつも疲れているような症状がある。

・ホコリやカビ、香水、洗剤や柔軟剤の香りなどで体調が悪くなる。

・抗鬱のように感情の上下が大きい。

・何をしても体重がやせない、あるいは増えない。

・湿疹や赤みなどの肌荒れが出やすい。

・物事に集中できなかったり、記憶力の低下。

・頭痛や偏頭痛の症状が出やすい。

・関節や筋肉に痛みや炎症が出やすい。

・甲状腺の機能が低下している。

・自己免疫疾患の症状がったり、診断をされた。

 

改善のためのヒント:

今迄に腸内環境やマイクロバイームについての健康増進のおすすめは何度もご紹介していますので、詳細は書きませんが、腸内環境で善玉菌を優勢にしたり、マイクロバイームの健康増進におすすめなのは何と言ってもサプリメントを増やしたり良い多食べ物などを増やすことよりもまずは、アレルギー反応や不耐性がある食べ物や飲み物を制限することがおすすめです。

特に小麦や乳製品などを使用した食べ物や飲み物で反応が出ていないと思っていても、低体温、乾燥肌、花粉症、午後に眠気がくるなどがあったり、上記に挙げたリストに当てはまる場合には腸内環境が健康な状態にあるとはいえないためです。

全てをやめるのは困難ですし、そうすることで大きなストレスになってしまうこともあると思いますので、例えば1ヶ月だけ全くパンや麺類をはじめとする小麦粉を使用した食べ物をやめることで体調がどう変わるかを観察してみるなどを実行することがおすすめです。

何か新たな発見や気付きがあるかもしれません。

 

参考にした情報:

あなたの腸内マイクロバイオームが不健康の17のサイン

ヘザー・ティック医学博士

2017年5月2日付け記事

 

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