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子供や赤ちゃんの健康とアレルギーから発達障害予防に大切な6つのおすすめ

2017年10月20日

子供の健康

 

子供や赤ちゃんの健康維持とアレルギー症状から発達障害までの予防におすすめしたい大切なことが6つはありそうです。

とりわけ先進国で増えているアレルギー症状や発達障害の子供ですが、予防に有効とされるおすすめが存在しています。

 

アレルギーや発達障害になりにくくする6つのおすすめ:

・母乳と粉ミルクとその期間

世界でも一時的にアメリカを中心とした先進国では、母乳の代わりに粉ミルクを赤ちゃんに授乳期に与えることがおすすめされてきました。

もちろん今でも粉ミルクの方が便利なことや母乳が出にくいなどの理由などからも粉ミルクで代用しているお母さんも多いと思いますが、子供の健康と予防について考えた場合にはできれば母乳の方が良さそうです。

母乳には本来赤ちゃんや子供に必要とされる天然のさまざまな栄養素が含まれていることで、母乳を与えられることでその子供が無防備な状態でも病気にウィルスや病原菌が体内に入りにくいことが予防につながっていると報告されています。

ある調査では粉ミルクだけで育つ赤ちゃんや子供については、成長した際に何かの栄養素が不足しやすい状態にあったり、乳製品に対しての不耐性やアレルギー反応が出る確率が上がることもあるとの報告もあるようです。

もしも、母乳を与えようとした時に赤ちゃんが乳首を噛んだり、吸ったもののすぐに嫌がる場合にはお母さんの血液が汚れていることが考えられるようですので、その場合には食べ物や食事、飲み物の見直しを行なって、できるだけ自然に近い食べ物や飲み物に変えることがおすすめといえます。

ある報告によると生まれたばかりの赤ちゃんの体内を検査すると、その時点で平均して178種類の化学物質が発見されているとアメリカでは報告されています。

両親の影響を受けて生まれてくる赤ちゃんですので、妊娠前から授乳期間中には特に食べ物や飲み物に注意をはらうようにおすすめされています。

できる範囲で母乳で育てるようにして上手に粉ミルクを活用することを考えて育てることがおすすめされていますが、更に大切なことはできる限り離乳食を開始する期間を後に延ばすことをおすすめされています。

可能であれば2歳半頃までは母乳や粉ミルクで育ててから離乳食へ移行することが理想なのだそうです。

 

・離乳食

離乳食を始める期間をできる限り後にすることは上記に述べたとおりですが、離乳食にした場合に続けてあげたくない食べ物や飲み物が存在するようです。

離乳食を行なう場合に留意しておきたいことの1つは、食べ物や飲み物による赤ちゃんや子供のてんかんやアナフィラキシーではないでしょうか?

また子供が成長していく際の食べ物や飲み物に対しての不耐性やアレルギー反応かと思います。

それらの意味からも、5ヶ月から1歳半頃に多量にグルテン、牛乳、カゼイン、大豆、ナッツ、ホタテやエビを含む食べ物や飲み物を続けていると、その後に食品アレルギーだけではなく、アナフィラキシーやてんかんになる可能性があることを治療医の西原克成先生は報告されています。

 

・口呼吸

近年の大人も子供も赤ちゃんにいたるまでも口呼吸をしている場合が多いと報じられています。

大人でもそうですが、本来は鼻で呼吸していることでウィルスや病原菌が入りにくく口内環境も守られやすい状態にあることが伝えられていますが、口呼吸の場合には口が開いている状態が長いためにさまざまな影響が出て来ることが懸念されています。

口呼吸はアレルギーや発達障害と大きな関連性があることも報告されていることと、口呼吸をやめるだけでも体調が改善されて予防につながることも一般的とされています。

子供や赤ちゃんの健康維持や予防だけに限らず、大人でも寝ている間に口が開いた状態は予防につながらないことからも、アメリカの多くの歯科医や口腔科医の先生は寝ている間に口にテープを貼って口呼吸にならないようにしたり、おすすめすることも少なくありません。

口呼吸では脳への影響も懸念の1つとして数えられていて、口呼吸をやめて鼻で呼吸をすることで健康寿病と平均寿命のギャップを埋めることにもつながると報じられています。

 

・おしゃぶり

赤ちゃんや幼い子供の時期はおしゃぶりをすることがとても大切とされています。

おしゃぶりはみっともないとも思われることがありますが、現在は欧米ではとくに自然におしゃぶりをしなくなる迄続けさせることがおすすめされています。

おしゃぶりをすることで口は塞がっている状態が長く続くことからも鼻呼吸を覚えることや、口内環境でも虫歯になりにくくウィルスや病原菌が侵入しにくく、歯並びも良くなりやすく、脳の発達もしっかりと成長しやすいなどの利点も報告されているようです。

西原先生はおしゃぶりは4〜5歳まで続けることが理想といわれていますし、場合によってはその子供の体調によっては5歳を過ぎてからもおしゃぶりに戻すことをおすすめされているようです。

 

・冷たい飲み物と食べ物

冷たい飲み物や食べ物が口に入って来ることで体温を下げやすくするという言葉を聞かれたことがあるかもしれませんが、それよりももっと深く関わっているようです。

体温より低い食べ物や飲み物が口に入るとウィルスや嫌な菌が血液中に入って行くことで、アレルギーや発達障害だけではなく、認知症やがんなどにつながっていることが報告されているようです。

常温の水よりも少し温かい36〜42度程度が赤ちゃんや子供のアレルギーから発達障害予防にいたるまでおすすめであることを西原先生は伝えられています。

 

・はいはい

赤ちゃんは、はいはいをすることで脳や筋肉の発達につながるなどの利点があるだけではなく、さまざまな感覚を身につけているのだそうです。

子供にも大人にもはいはいをする運動がおすすめされることがありますが、実際にはいはいをしてみると確かに脳や多くの筋肉も使っていることが理解できます。

日本では畳がある素晴らしい文化で育まれて来ましたが、その優れた点を真似ようという動きが欧米ではあります。

逆に日本では畳の部屋は減り、フローリングやカーペットの床が増えているようですが、小さな子供がいる場合には床掃除をする場合に洗剤などには十分な配慮が必要といえます。

日本では玄関で靴を脱ぐことが一般的のために留意は不要ですが、アメリカでは靴のままで家の中に入るために、外から除草剤や農薬をはじめとする薬品が家庭に入って来ていることが問題視されています。

はいはいをする赤ちゃんはそれらを知らず知らずのうちに体内に入れてしまうこともアレルギー症状や発達障害につながるということが懸念されているからです。

 

子供や赤ちゃんの健康維持や予防をするのに上記のほとんどは誰にでもできたり、お金がかからず平等な状況ともいえますので、納得できる点については実行をされてみてはいかがでしょうか。

 

情報源:

第137回NPOイーマ(International Health Management Association)定例会

2017年10月18日

伝統育児法を復活させないと日本の赤ちゃんが危ない 発達障害子供急増の意味

西原克成先生

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